世界最大の橋梁事故は、江戸っ子の祭り好きが原因?意外に知らない日本史! | シティハンターのブログ

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1698(元禄11)年に架橋された永代橋は、長さが200mに達する江戸随一の大橋であったが、莫大な修繕費の捻出が問題となり、幕府は橋を撤去する方針を固めていた。


これに周辺住民が異を唱え、1726(享保11)年からは渡橋銭を徴収して自主管理を始める。


しかし、それだけでは維持費には足らず、橋は年々老朽化。


そして、ついに悲劇が起こった。


深川八幡の祭礼の日、行列が橋を渡り始めると、両岸から祭り好きの町民が殺到。


橋の上は身動きができない状況となった。


それでもなお、群衆が橋に押し寄せたため、重さに耐えきれなくなった橋は中央部から崩落し、死者900人、行方不明者600人を出す世界最悪の橋梁事故となったのである。


江戸っ子がこれほど祭りに熱狂しなければ、崩落は避けられたとも言われている。


写真は、永代橋。




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