会津地方で起きた謎だらけの怪物事件!意外に知らない日本史!東北地方の諸藩では子供の神隠しが頻発していたが、1782年7月、会津磐梯山の山中で子供を喰らう怪物が発見され、南部藩出身の浪人・松前三平の大筒によって仕留められたという。この怪物は5mの尾を持ち、全身が剛毛で覆われていたとされ、その姿は「奥州会津怪物の絵図」という瓦版に描かれて話題となった。仕留めたはずの怪物の死体を見た者はいないが、松前三平は実在の人物だったとされる。この怪物の正体は何だったのか、また、誰が何の目的でこのような瓦版を発行したのかは、今に至っても皆目見当がついていない。写真は会津磐梯山。