見習い職工として造船所で働いた皇帝がいた!?意外に知らない世界史! | シティハンターのブログ

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ピョ-トル1世(大帝、在位:1682~1725年)は、当時ヨ-ロッパの後進国だったロシアを強国に押し上げた名君である。


近代化推進なために西欧に派遣した視察団は総勢約250人と言われ、自らも名を偽って18カ月にわたる視察に同道した。


帰国後、西欧化政策に取り組んだピョ-トル1世は、貴族のあごひげを剃り落とさせ、暦をユリウス暦に変更、服装の西欧化などを義務づけた。


一気に進められた西欧化に貴族たちが従った理由は、率先垂範をモット-とするピョ-トル1世の姿勢にあった。


視察では、一見習い工としてイギリスの造船所で3カ月間も働き、その他にも大学や病院、美術館などの先進施設を精力的に廻ったのである。


帰国後も各国の専門家を招聘するなど、勉強を怠らなかったと言われている。


1698年
ロシア皇帝ピョ-トル1世がヨ-ロッパ視察旅行から帰国し、ロシアの近代化を推し進める。



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