日本全国わんわんブ-ムが席巻中!昭和38年にタイムスリップ! | シティハンターのブログ

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昨今、ペットとして犬を飼う家庭が急増中である。高度成長期を迎え、一般家庭の生活に余裕ができたこともあろうが、最大の要因はやはり、テレビや映画の影響だろう。

海外ドラマの「名犬リンチンチン」や「名犬ラッシ-」が日本で初放送されたのは、前者が昭和31年、後者が32年のことだが、その後もたびたび再放送され、現在も人気を維持している。

日本のテレビドラマでは、昭和34~35年放送の「少年ジェット」に登場した、愛犬のシェ-ンが有名だ。少年ジェットの必殺技「ミラクルボイス」は、耳のいい犬にとってはかなりの苦痛だったと思われるが、それでも常にジェットに付き従っていた名犬である。

さらに、昨年日本公開されたディズニ-「101匹わんちゃん大行進」や、本年末公開の東映「わんわん忠臣蔵」などの長編漫画映画も、犬ブ-ムに拍車をかけたと言っていいだろう。なお、「わんわん忠臣蔵」の構成・原案は、漫画家の手塚治虫氏である。

もっとも、テレビや映画に登場するような犬種は非常に高価なため、一般家庭には高嶺の花。実際に飼育されているのはほとんどが雑種である。

しかし雑種でも、番犬や子供の遊び相手になるし、残飯整理の役にも立つ。今後も犬を飼う家庭は増え続けることだろう。ただし、保健所の野犬狩りに連れていかれてしまうこともあるため、放し飼いは禁物である。