1 仏舎利を手に誕生?
馬小屋で生まれ、厩戸と呼ばれた太子。生まれた時、赤子の手には仏舎利が握られていたという。
2 一度に何人もの話を聞き分ける?
「聖徳太子伝暦」(10世紀初頭成立?)には11歳の時に子供36人の願い出を同時に聞き、一人ひとりに的確な答えを返したと記述されている。
3 予言者の力があった?
「日本書紀」には「未然を知ろしめす」能力があったと記述されている。また太子は「未来記」「未然紀」の2冊の予言の書を書いたとされる。
4 地球儀を持っていた?
播磨の斑鳩寺(兵庫県太子町)には、球状の遺物「地中石」が伝わる。文様が大陸などに見えるため「太子の地球儀」と言われる。
5 仏教の聖人の化身?
中国天台宗の開祖・智ギの話である、南嶽エ思(515~577)の生まれ変わりと文様が言われ、日本仏教では釈迦のように位置付けられた。
