ゼ-ランディア城が放棄された理由とは!?意外に知らない世界史! | シティハンターのブログ

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台湾を占領したオランダ東インド会社は、現在の台南市安平にゼ-ランディア城(現在は「安平古ホ」と呼ばれる)を築いた。この城は、1661年に明の遺臣・鄭成功(1624~1662年)がオランダ人から奪取して自らの王城とするなど、台湾支配の要地となったが、19世紀以後は重要性を失い、放棄されている。

実はオランダ人が城を築いた当時の安平は、細長い半島や「コン身」と呼ばれる島々に囲まれた湾になっており、千艘もの船が停泊できるたとされる天然の良港だった。しかし、19世紀前半に台南を襲った集中豪雨によって大量の土砂が堆積。ついには湾が消滅したため、その重要性が失われてしまったのだ。

1624年
オランダ東インド会社が、台湾南部を占領。ゼ-ランディア城を築き、対中・対日貿易の拠点とする