ムガル帝国の開祖が残した体験記の内容とは?意外に知らない世界史! | シティハンターのブログ

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ティム-ル朝のフェルガナ領国王子として生まれたバ-ブルは、1494年に即位するとアフガニスタンのカブ-ルを拠点にインドへ遠征し、ムガル帝国を建国(1526年)した。

バ-ブルは優れた軍人・政治家であっただけでなく、文学者としても名著の誉れ高い「バ-ブル・ナ-マ」を残している。

これはフェルガナ王即位から没する前年までの35年間の回想録で、この時代には例を見ない破天荒な内容であった。恋にまつわる話の他、麻薬の摂取やイスラム世界では御法度の飲酒体験などについて赤裸々に綴られているのだ。

残念なのは35年の記録のうち、16年分が何者かの手によって破りとられていること。よほど都合の悪いことが書かれていたのだろうか。