マルサンからまったく新しい自作模型「プラモデル」が発売された。
発売されたのは「SSN-571原子力潜水艦ノ-チラス」「ダットサン1000セダン」「PT212哨戒水雷艇」「ボ-イングB-47ストラトジェット」の4点。
箱を開けると壊れた玩具の残骸が入っているように見えるが、慌ててはいけない。これを見て「何の屑ですか」といったオモチャ屋さんがいるそうだが、屑でも残骸でもない。
「プラモデル」とは精密に鋳造されたプラスチック製の部品のセットなのだ。これを「キット」といい、部品をランナ-という枠から切り取り、付属の接着剤を使って組み立てるだけで実物にソックリな模型が出来上がるのだ。
すでにアメリカ製のプラモデルが輸入されており、一部のマニアの間で評判になっている。だがアメリカ製品は高価で、子供が普通に買って遊べるようなものではなかった。
今回マルサンから発売されたプラモデルは120~350円で、アメリカ製品に比べ買いやすい価格になっている。
まだ発売されたばかりであまり売れていないそうだが、それでもマルサン以外にも日本でプラモデルの発売を予定している会社がある。
将来が楽しみな玩具だ。