大人気ラジオドラマの映画化「新諸国物語・笛吹童子」三部作公開!昭和29年にタイムスリップ! | シティハンターのブログ

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ヒャラ~リヒャラリコ…というメロディでお馴染みのラジオドラマ「笛吹童子」が、今年ついに映画になり、ラジオ同様…嫌それ以上に、我々の心をガッチリ掴んだ。

連続ラジオドラマの「笛吹童子」は、「新諸国物語」の第2部として放送された作品。一昨年放送された第1部「白鳥の騎士」も話題を呼んだが、昨年1月から12月にかけて放送された「笛吹童子」は、それを上回る人気を得た。

そして本年、ついに映画化の運びとなった。しかも、4月27日に第1作「どくろの旗」が公開されたと思ったら、5月3日は第2作「妖術の闘争」が、同10日には第3作「満月城の凱歌」が矢継ぎ早に公開され、ファンを驚かせた。勿論、たくさん見られるのは嬉しいが、毎週見に行く映画代を捻出するのに苦労した子供も多かったと聞く。映画会社もアコギな手を考えたものである。

ともあれ、映画はラジオに優るとも劣らない人気を獲得し、主人公・萩丸役の東千代之介と菊丸役の中村錦之助は、たちまち子供の憧れの的となった。その人気は男子だけにとどまらず、女子にも波及。

ちなみに東千代之介は本年4月に「雪之丞変化」(三部作)でデビュ-した大型新人。同じく中村錦之助は、本年2月公開の「ひよどり草子」で、美空ひばりの相手役として銀幕デビュ-した、歌舞伎界の御曹司(中村時蔵の四男)である。

ラジオでは本年、「新諸国物語」の第3部として「紅孔雀」が放送され、「笛吹童子」をも凌ぐ大人気を獲得した。そして年末の12月27日、早くも映画「紅孔雀・第一篇」が公開されている。来年早々には、おそらく第二篇、第三篇が上映されるであろう。来年お正月のお年玉は、大半がこの映画代に消えることになるはずだ。