大陸間プレーオフ第一戦、ニュージーランド執念の完封。
我らがバーレーン 0-0 ニュージーランド
動画
http://rui-nikki.seesaa.net/article/130036693.html
参考記事
http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/soccer-others/2651534/4743513
http://www.fifa.com/worldcup/news/newsid=1116034.html#new+zealand+hold+bahrain
FIFAランク100位とはいえコンフェデレーションズカップでイラクを完封したニュージーランド。その不気味さは脅威ですが、オセアニアの井の中の蛙に対し大海を知る我らがバーレーン代表が遅れを取ったとあってはアジア、とりわけ中東の名が廃るというものです。ここは三点差以上の圧勝をして世界との壁を見せ付ける戦いにするべきでした。
試合内容としては終始我らがバーレーン代表が攻め続けたもののニュージーランドの執念か、あるいは我らがバーレーン代表の未熟さがそうさせたのか、FIFAの記事によれば、ポゼッションで圧倒し、4つ以上の決定的なチャンスを逃したとのことですから、実力ではニュージーランドを圧倒しているのは間違いないでしょう。ただ、その実力が結果に結びついていないのも事実です。チームの欠点を修正して2ndlegこそは結果においても彼らを圧倒しましょう。
個人的見解としてはやはりDF陣の底上げが必要だと思うのですが、中盤以降はパスもよくつながり、攻撃のパターンの充実度ではアジア随一ですので、ディフェンスラインを上げても守備のもろさが出ないようにしてもらいたいです。これまでも少ない人数で攻撃をする場面が多いので、それによって引き分け狙いの相手にてこずるのかもしれません。アジア予選でも格下相手に勝ち点を取りこぼす場面がありました。
とにかくPK戦は避けたいので是が非でも得点を挙げて、スコアありの状態で勝つか引き分けるかです。イラクを完封した相手とPK勝負はあまりにもリスキーです。・・・が、またしてもとんでもないドラマが待ち受けている気がしてなりません。
サッカー史にのこる激闘!後半ロスタイム終了間際の同点ゴールで大陸間プレーオフ進出!!
サウジ 2-2 我らがバーレーン
試合結果
http://www.fifa.com/worldcup/preliminaries/asia/matches/round=253459/match=300092550/report.html
ナチャラ監督の笑顔
http://www.fifa.com/worldcup/news/newsid=1100054.html#macala+issues+rallying
全ゴールシーン
http://www.youtube.com/watch?v=yYuRengDPA0
問題のシーン
http://www.youtube.com/watch?v=s1nMBPPum-M
アジア0.5枠を争う戦いもいよいよ大詰め、この試合ですべてが決まります。レフェリーは前回の試合とは異なり、ウズベキスタンの人がするようです。前回に引き続き同じ組の因縁の相手ですから、いやな予感がしますね。
試合は前半13分早くも動きます。ウズベキスタンのワンタッチクロスがGKとDFの間に転がったところをつめていたNassir AL SHAMRANIがスライディング気味に流し込み、今プレーオフ初ゴールはサウジアラビア。やや不運な形で1点を失います。
しかしながら我らがバーレーンが底力を見せます。前半42分にサイドへのロングボールを受けたAbdulla OMARが間髪いれず低いクロスを入れると、遠いサイドにいたJaycee OKWUNWANNE にフリーで通ってそのままゴール。喜びのバック転をきめてましたね。日本の選手だったら絶対怒られてますよ。とはいえ、そのパフォーマンスに値する同点ゴールが決まり、前半が終了します。
後半は同点のままロスタイムへこのまま試合が終了すれば我らがバーレーン代表の勝利でしたが悪夢が待っていました。右サイドからやや無理な体勢で放たれたクロスが運悪くHamad AL MONTASHARI にドンピシャ。これを強烈なヘディングシュートで決めて2-1.試合をひっくり返しました。湧き上がるサウジサポーター、目じりがゆるむサウジの王族の方々、警戒を強める警備員。うなだれるバーレーンサポーター。それまで押さえ込まれていたさまざまな感情がスタジアム全体を覆いつくし、叫びにも似た歓声がこだまします。
ロスタイム終了間際、我らがバーレーン代表左サイドのSalman ISAがコーナーキックを得ます。時間がないためか、これを自ら蹴ると3人くらい固まっていたFWの所へのピンポイントのクロスになります。これを Ismaeel LATIFが冷静に頭で落としての同点ゴール。あまりにもあっという間の出来事に選手もサポーターも混乱気味の様子。とてつもない奇跡が起こりました。
試合は同点のまま終了。アジア最終予選の最終戦を劇的な同点ゴールで飾った我らがバーレーン代表が大陸間プレーオフの権利を獲得しました。
とりあえず日本VSガーナの逆転勝利が奇跡だ何だと言っていた人間は我らがバーレーン代表に土下座ですね。奇跡というのは土壇場のがけっぷちのギリギリのところですべてをひっくり返してからいってほしいものです。これだけの試合を乗り越えればほかのどのチームにも負ける気がしませんね。このままW杯進出とアジアカップのチャンピオンを獲得してほしいです。
ホームでのプレーオフ第一戦は辛くも引き分ける。
我らがバーレーン 0-0 サウジアラビア
試合結果
http://www.fifa.com/worldcup/preliminaries/asia/matches/round=253459/match=300092551/report.html
試合記事
http://www.fifa.com/worldcup/news/newsid=1098599.html#bahrain+saudis+settle+stalemate
http://www.fifa.com/worldcup/news/newsid=1098774.html#macala+cool+despite+draw
前回のドイツ大会と同じくプレーオフに駒を進めた我らがバーレーン代表。相手は隣国のサウジアラビア。今大会は中東勢全滅のグループリーグのため、この戦いが実質、中東の雄を決める戦いになります。両チームとも絶対に負けられません。
レフェリーはYuichi NISHIMURA さん。日本人です。前回大会のプレーオフでは日本人のレフェリーがウズベキスタンのPK蹴りなおしを我らがバーレーン代表のFKとミスジャッジする大チョンボをやらかしていますので、汚名返上となるか、泥の上塗りとなるのか。こちらも目が離せません。
(誤審の詳細情報)
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/2006afc.html
試合は映像がありませんが、スコアレスドロー。fifaの記事によれば終始我らがバーレーン代表のペースで、サウジアラビアのゴールキーパーAli Waleed が大活躍だったのだそうで、3-0になっていてもおかしくない内容だったのだそうです。マチャラ監督もそれほど落胆はしていないようですし、次に期待しましょう。
日本人監督の汚名返上はどうかわかりませんが、記事を見る限り大きなやらかしはなさそう。まあ、日本人はサッカーにおいて我らがバーレーン代表に何度も恥をかかされているとか、とんでもない勘違いをしているようなので、多少の不公平はあったのかもしれませんがね。世界陸上でアジア最多の金メダルを獲得しているバーレーン様にたいしてずいぶん横柄だとは思いますが。
とにかく次ですべてが決まります。勝てばもちろん。引き分けでも得点があれば我らがバーレーン代表が大陸間プレーオフに進出します。0-0ならPKでしょう。まあ、2戦連続で攻撃力でアジア最強を誇る我らがバーレーン代表が完封されるわけがありませんが。