ノンアルで 謡爺さん 猩々を
酌めども酌めども、酔うことのないフカザルの猩々。
平成の世にノンアルコール族大発生。
下戸でも飲める太っ腹。
酔わずして語る春の宵。
果たして、エセ猩々はバッカスに馬鹿にされるか、秋まで尽きせぬ宿の題。
暁の 春眠覚ます 地震かな
午前5時33分頃、ラジオ深夜便から突然機械音の地震警報。
携帯にもエリアメール。
播磨灘で地震発生、淡路島震度6の強震との事。
天災は忘れなくてもやってくる油断なく。
エイプリル 桜舞う頃 雪がフール
お金を拾う人があれば、
落とした人がいる。
儲けた人あれば、
損する人がいる。
ZERO・SUM・SOCIETY。
昔、三億円拾って、
ピストルまで買った人があった。
過ぎたれば、
災いまで買う事となるので、
何億円も竹薮に捨てた事件もあった。
腐るほど捨てるほどあるものは、
価値を失う。
安佐ズーのキリマンジャロはなんじゃろ
キリンの首は何故長い。
牛科のキリンは反芻するので、食べたものが、口から胃袋までの長い距離を、
エレベーターのように上下するそうな。
麒麟も老いては、
駑馬とならず土牛となるか。
燕くる 一文なしで 遠くから
燕は一文なしでも燕尾服。
他力の風に乗って自力でやってくる。
初めてのようで初めてでなく、偶然のようで必然で、いつか来た道を尋ね来る。
益鳥来るべし。
PM2.5・黄砂・ミサイルお断り。
三叉路に 散り積む花の 花心
花が咲いても、
愛でる心なければ不景気。
花よりだんごも、
花あればこその景色。
散った花がお金に化けて、
我も我も錬金師。
再び咲く花に、
宿す花心こそ継続の力。
風流を 土筆で描く 魯山人 北大路魯山人。 九谷の窯元須田青華、それに京都の内貴青兵衛等、風雅粋人に恵まれたとある。 |
大雨が 張らした沼に アメンボー
雨上がり、晴れた水面を、スイスイと、
あめんぼ。
忍者のように、水雲を履いて水面を散歩出来たら、どんなに楽しいだろう。
飛行機やら潜水艦やら、戦争のために、人間は、鳥にも魚にもなるが、獅子身中の虫は、無視である。

