心太 一心太助 彦左かな

昭和の夏の風物詩心太(ところてん)。
大量生産大量消費に押されて消えたもの。
一心白道の魚屋一心太助と大久保彦左衛門。
義理人情物語が、打算に押されて忘却の中に。

うたかたの 夏の夜の夢 二度寝入り

亡くなった子供の年を数える逆縁こそ悲しい。
昨深夜のNHK、姜尚中さんの「二度生まれ」。
人生誰しも似たような経験はするが、同じ経験をするものではない。

十字架を背負う者は、選ばれし者。

失いし子息の、思い出を訪ねる巡礼の旅は、美ヶ原の高原から始まった。

ポセイドン 海王丸に 日本丸

日本の国土面積36.9万k㎡は、世界61位であるが、日本の排他的水域面積は、447万k㎡で世界6位との事(日本は世界4位の海洋王国より)。
「人の住めない広い海は誰のもの?魚のもの!」
海洋資源を活かす事が、海洋王国世海1位への海路。
木の上に 立てば切る枝 見失い

雨後に伸びた枝を、下から見定めて剪定に登っていくと、見失ってしまうカフカの城。
人は立場によって変身し、見上げる景色がなくなると腐敗が始まり、審判が下される。

星空の 間を抜ける 夜航便


カタリスト  ~空木宝剣とアーサー・ヒルバンの先憂後楽~

夏草や 京風車 楽し草 

携帯の 鯨はまだか ツェッペリン

天の川 ミリオンダラの 夜景かな

ほろ酔いの ラーセンシップ 夏の宵

ものを計るには、物差しが必要。

マイクロメーターからノギス、スケール、鯨尺、象を量るには水の大桶。
参院選たけなわの今、候補者をはかる天秤を、まず選挙民は持つべきか。

ジンジンと 夏の大軍 炎天下

ジャンジャンと蝉の鳴き声グラインダー

夏が来て 鬼籍の父の 年数え

津和野には あまね鴎外 絵は安野

西周(にしあまね)や森鴎外を生んだ津和野の里。
致知啓蒙や百一新論の西周。

つばくろや 泥をべたりと 紙の上に舞姫や雁を書いた森鴎外。

二人の啓蒙家の故郷は、安野光雅の絵の中に。


共食いの 腹は真っ黒 金環食

昨夜のRCC「半沢直樹」佐分利信の「金環食」以来の面白さ。

右肩上がりの銀行物語「金環食」は、預金獲得の猛烈時代。

「半沢直樹」は貸し剥がしの非情世界。

前者では、銀行マンにだけはならぬと思い、後者堺雅人ト伝は、何を巡らす守銭奴物語。