コスモスや 野原一面 首かざり

「神に勝る手はなし」

美しい景色に対峙した時そう思う。

尾瀬に咲く座禅草のように、画家は自然の中に宿る神を感じながら生き物語を描く。
生む力の有無が存在を決定する。

(荒瀬隆造展 三越広島にて)