立ち昇る 尼子の里の 野焼きかな

尼子の義久・倫久・秀久の3兄弟が、毛利に幽閉された安芸高田の向原の地は、今ものどかな田園風景が生きている。
刈り取られた稲の株。
燃ゆる籾殻の煙が、もくもくと畝って龍のごとく空にたなびく。
あまねく生き物は、逆鱗に触れたとき、そのハシゴを昇るのだろう。