野須足瑠時一和菓子屋で 月の季節を 教えられ 猪鹿蝶 桐牡丹 梅に鶯 鶴に松 あのよろし坊主の月。 季節の移ろいを味にする和菓子屋さんだが、後継者もなくこの代限りだという。 合理主義が科学を発展させ、月にまで足を伸ばしたが、お隣の国と仲良くも出来ない人間に何の意味があろうかと、月見団子をほうばる。