おちこちの水脈秋の夜の 水禽屈か 流し台 金属音とまでいかないが、蛇口の隙間から滴る水が、流しに置かれた井戸茶碗にぶつかって泣いている。 この飲まれない水は、何処かの遠いダムから水道管を通ってきて、流しを素通りして下水を走り、果たして海までのどのような経路を辿るのだろうか?