私はホリフィールドの大ファン。
当初、この試合が組まれた時、
まだ、ホリフィールドがクルーザー級から上がってきたばかりで、
体格の細身が印象的でした。
色々な事情からこの対戦は白紙となりましたが、
当時では、「最強のタイソンがホリフィールドを避けた!」
とまで言われていた。
その後もずっとホリフィールドはタイソンを狙い続けていたが、
1990年、例のあの事件が東京ドームで起こってしまった。
この試合にタイソンが勝ったら次はホリフィールド戦が濃厚だった。
しかし、最強のタイソンがダグラスにKO負け!
確実にタイソンが勝つと信じていただけに衝撃だった。
一番ショックを受けたのは間違いなくリングサイドから試合を見守っていたホリフィールド。
「タイソンは俺にしか倒せない!奴に向かっていく男しか倒せないからだ」
ど豪語していた。
それもそのはず、当時のタイソンの試合相手は皆逃げ回る選手ばかり。
しかも、ほとんどが1Rで終了。
そのホリフィールドの豪語をダグラスは先にやってしまったのだから、
彼も面白くない。
最強タイソンを最初に倒すのは自分と信じていただけに。
だが、試合後のホリフィールドの言葉に印象だった。
この結果のインタビューを受けた彼は、
「ダグラスがチャンピオンになったんだから、次はチャンピオンに挑戦するだけさ」と
コメントしている。
どこまで紳士なんだと思った。
これで、2度目の白紙
ダグラスの防衛戦はホリフィールド。
試合は一方的な内容。
ダグラスの身辺に色んな問題が起き、まともにトレーニングも
できなかったらしい。
東京ドームの時のダグラスとは別人。
ブヨブヨ
そんなダグラスは、ホリフィールドの敵ではなかった。
何の問題もなくヘビー級のベルトを手にしたホリフィールドだが
笑顔は無い。
永遠のライバルとも言われたタイソンをやぶってのベルトではない。
しかし、その後のホリフィールドは波乱。
ボウやモーラーに敗れるなどで、ベルトを維持することができない。
一方のタイソンは、着実に這い上がってきていた。
ブルーノからWBCを奪い、セルドンからWBAを奪っていた。
そしてとうとう、ホリフィールドが挑戦権を得、
5年の歳月を経て、2人の試合が組まれることになった。
2人がリング上に立った時は「鳥肌が立った」
三度目の正直
ゴングが鳴った瞬間、感動さえした。
お互いに調子の良い2人が死力を尽くして闘った試合。
結果は11RにホリフィールドがKO勝ちを収める。
私はこの試合をビデオに撮っていたので、
20年以上も前の試合だが、今でも観ている。
多分、2人の背景が見えていた分、
私にとって1番の試合かもしれない。