土星の周期を間違えていました。訂正します。
現実は私たちの感情や思考で作られると書きました。
夢をどんどん現実化していける人とそうでない人の違いは、怖れや制限があるかどうかです。
怖れや制限とは例えばどのようなことでしょう。そしてどんな風に作られるのでしょう。
私を例にあげましょう。
私には自己否定と男性不信がありました。
それによって、私はツインレイの彼と再会したにもかかわらず、彼の私への愛を否定するという行動をとっていました。
大事にされればされるほど、優しくされればされるほど、本当のそのままの私を知ったら彼は私から離れていくだろうと、絶えず近づきたいのに近づきすぎないよう、逃げていました。
彼は私がライヴに来ないことを悲しんだり、怒ったり、拗ねたりするようになりました。
私が彼の愛を疑うと同時に彼も私の愛を疑い始めました。
こんなことをもう7年も繰り返してきました。
人はこんな風に自分にとって身近な人、つまり恋人や家族に自分の闇を投影してしまいがちなのです。
自分の怖れの通りに相手の行動をコントロールしてしまうのです。
男運がないと嘆いている人は、一度自分の方に何らかの制限がないか確認してみるといいと思います。
そして制限や怖れが何が原因で起こっているのかを探すのです。そして取り除く。
それまでのものの味方とは違う角度から見てみると、流しやすいかもしれません。
さて歴史的に長いこと女性は酷い扱いを受けてきました。
直接そうした経験をしていなくても、過去世で経験しているかもしれません。
或いは、私たちは親の考えの影響を強く受けて育ちますので、母や祖母がそうした経験をしていれば、その影響を受けることもあるでしょうし、教育機関によって大人たちの考えに影響を受けることもあるでしょう。
そんな風にして多くの女性たちが女性蔑視・軽視・差別という集合意識の影響を意識的に或いは無意識的に受けています。
私は女性なのだから、そんな風にされても仕方がないのだと諦めたり、卑下したり、逆に自分の中の男性性を否定するかもしれません。
男性にしても女性をそのように扱ってもいいのだと考えたり、男性にも女性性がありますから、逆に酷い扱いをしてきた自分の中の男性性を否定することもあるでしょう。
私の中の自己否定は、この根深い女性性としての自分を否定していることから起きていますし、男性不信も同様です。
男は強くなければならない、女性は弱いから守らなければならない、この典型的な男尊女卑の考えを表す日本語に女々しいという酷い言葉があります。
女性には女々しいとは言いませんから、この言葉は女性を否定するとともに優しい男性を馬鹿にした言葉ですよね。
男性であれ女性であれ、人に真に優しくできる人は相手を認めて、受け入れることができる人です。
豊かさに関しても同様なことが言えます。
学歴や家柄によって差別化されているこの社会は、学校での特定の評価項目だけ、資格制度だけで人の価値を決めています。
人の価値はそれだけで計れはしないのに、その中で認められた人たちは自分たちが豊かさを得ることができるように、その地位に留まるために、この制度を変更することなく、続けてきました。
これは昔の身分制度の在り方と全く構造は変わりません。身分制度に関しては今も明確に残っている国もありますよね。
誰かを下に置くことで安心する、とても愚かで悲しい考え方です。
そのままの自分に自信がないから、そう言う形でしか自分を認めることができないということでしょう。
支配する人と支配される人。搾取する人と搾取される人。人を使う人と人に使われる人。
この集合意識は私たちに、どうせ私には能力がないから、学歴がないから、こんな家庭に育ったから無理だという間違った制限を与えます。
同時に自分そのものを否定する制限も起こります。
支配者側に制限や怖れがないかというとそれも違います。
こうした社会構造を利用することで社会的に成功しているように見えている人は、実は心にいつこの支配者としての地位から脱落するのか不安で一杯です。
だから実際、その不安の願いは叶えられ、奢れるものは久しからずです。
つまり人を支配することなく、繋がりを持てる人、全ての生を尊重し、本当の自分を生きている人が、必要な豊かさを手に入れることができ、永遠に豊かであり続けるのです。
集合意識とは本当に凄い力があります。
私たちは皆望みを叶える力があるからです。
その想いが同一のものであれば、それは社会的な変化と言う形で現実化されます。
こうしたひとりひとりの無意識化の怖れや制限が、大きな意識となり、怖れや制限のある願いを叶えてしまうのです。
顕在意識は3パーセントで潜在意識は97パーセントということを考えれば、無意識の考えがどれほど私たちの現実を変化させているのかがわかるでしょう。
だからこそまだ気づいていない無意識化にある感情や思考を意識の領域に持ってくるのです。
望まない現実を確認することで、無意識化にある制限のあるものを意識化するのです。そして流す。
意識している不安も勿論流す。
ああ、面白い経験だったなあって笑っちゃいましょう。
でも集合意識は絶えず私たちに影響を与えているので、一回クリアにしたかに見えても、また元に戻りがちです。
だからまた現実が行き詰まったら、同じことを繰り返す。
そんな風に内面がクリアになるにつれ、自分の本来の目的に気づく。
そうすれば制限のない状態で夢が現実化していくでしょう。
まずは本来の自分に立ち戻り、スタートラインに立ち、本当の生まれてきた目的を見つけるのです。
本来の目的というのは自分のためのものではなく、こんな社会にしたいというものです。
ではどんな方法でというのがその次に出てくることです。
エゴなく、奉仕の心をもって、自分の本当の道に気づいて進んでいけば、その先にはあなたが探していた魂の片割れが見つかるかもしれません。
そして、互いの愛なくしては二人が共に持つ同じ目的、夢を叶えられないことに気づくでしょう。
昨年の10月ラッキースター木星が死と再生の蠍座に入り、12月には約30年ほどで一周する土星がそのルーラーである山羊座に入りました。
蠍座は隠されていた悪を暴き、闇を露呈します。今まで見ようとしなかったことを見ることになります。
これまでの間違った社会構造や人々の意識をよりよいものに変化させ、山羊座土星の力で定着安定化していくチャンスが来ました。
勿論、仕事、男女関係も同様です。
社会の闇だけでなく、個人の闇も見つけやすくなりますから、自分の制限が何なのか今見つけましょう。
特に男女関係は、蠍座木星の影響で、それまで相手に合わせて本来の自分を押し隠して、仲良しこよしの振りをしていた人も、本当の自分であっても互いを愛し続けるというより深い形に変化しやすいですし、そもそも魂の片割れであるツインレイの関係性は本当の自分であることが強く相手を惹きつけることになりますから、その出会いの可能性が高まります。
そして山羊座土星の影響で、その関係性を安定的に続けていきやすいのです。
土星が山羊座にいる今がチャンスです。
折しもこの春年号が変わります。
本来の自分、本来の目的に気づいて、自分の力を世の中のために、制限なく発揮していくことが本当の幸せにつながります。
心穏やかに、優しさを持って、人々と繋がり、この社会を全ての人の夢が制限なく叶う世の中にしていきましょう。
そして皆で幸せになりましょう。