既存の教育システムの中で、私達が選択の余地なく置かれていた環境は、限られたいくつかの土俵でしか勝負することができないようにできていた。
これまで一部の人に都合よく決められた評価システムの下、大多数の人にとって、生まれる時にやりたいと心に決めてきたことをやろうとすることが難しい状況であり、子供の頃から自分はこういう人間だと周りの評価で判断してしまい、大人になって自分は一体何をしようとして生まれてきたのかすら忘れてしまった。
一部の人達にとって都合のいい社会の中で生きていくために、私達は自分の得意とするところに気づかず、何とか人並みにできることで満足してきた。
本当にそれでいいのかということだ。
今私は子供たちに接する仕事をしている。
彼らには無限の可能性がある・・・なんて昔から言われてきたけど、制限があるように植え付けてしまったのは大人たちだ。
水瓶座の新しい時代を迎えるにあたり、私達が変えていくべきことはここだ。
何かの試験を受けるにあたり、~までの教育課程を受けていないと駄目だとか、~の資格を持っていることが必要とかってどうなんだろうか。
確かに必要な知識はあるだろう。でも勉強をしたからといって身につかない大切なものがどれほどあるだろう。
でもその人が本当にやりたいと思っていれば、どんなことでもきっと物凄いスピードで学びを進めるに違いない。
チャレンジするチャンスすら与えられないことに疑問を感じる。
子供たちよ、自分に制限をつけるな、好きなことを見つけろ。
自分にどんな知識や経験が必要なのかがわかれば、そこに集中できる。
そうすれば大人になった時、きっと君の夢は叶う。
さて、大人になった私も、遅ればせながら自分の道を探している。
優等生だった私は、大人たちの評価は高かったけど、自分が何者なのか分からず、とうに50歳を超えてしまった。
でもこれからでもまだ間に合うと信じている。
自分で気づかないうちに作ってしまった制限を外して、訓練を進めよう。
怖れるな、道は視えている。
そう、私は私史上、最高の私になるんだ。