8月28日は私のお誕生日。
毎年この辺りでまとめてお休みを取ります。
今年は28日(月)に名古屋で近藤みずほさんのツインソウルのセッションを予約したので、一泊で観光旅行としました。
まずは下調べをして、ああ、行きたい施設が月曜日がお休みのところが多い。
名古屋城とか熱田神宮は大丈夫だけど、徳川園も科学館も白鳥庭園もお休み。
色々考えて、まずは名古屋城に行くことにした。無料のボランティアガイドさんがいて、1時間半ほどお願いした。
いっぱい資料をお持ちの方で、ご自分で作ったスクラップブック片手に説明したり、写真を見せてもらったりもした。
本丸の内堀?の石垣は半年で、名古屋城の石垣は3か月で積み終えたとか、名古屋城のスタイルが他の城に比べてどで~んとしてるとか、石垣の水抜きがあるとか、雨どいも作られたとか。
あの金のしゃちほこ向かって左が雌でお尻の辺りが丸い、右が雄でお尻の辺りがまっすぐで見分けるそう。
めちゃめちゃ大きくて、最初は2トンくらいあったみたいだけど、何度も作り直されて、どんどん金の含有比率が低くなって軽くなっていったそう。
第二次大戦で、焼かれる前に外されたんだけど、雌は間に合ったけど、雄の方は間に合わなくて溶けちゃったんだって。
近くに三菱重工があったから攻められたみたい。
内堀?の最初の門からまたすぐ門があって、両方閉めると正方形になって、そこに満杯にすると何人入るというのがわかっていて、それを基準に攻めてきた敵兵がどれくらいいるかを測ったらしい。
桝門って言うんだって。
あとね、お城以外に本丸御殿があって、戦火に焼かれて、今あるのは復元された建物だけど、そこのふすまにいくつもの絵が書かれているんだけど、中に虎の絵があって、でもね、よくよく見たら、あれ?ヒョウもいる?
実はこの絵を描いた当時は、絵師の人も本物のトラを見たことがなく、毛皮しか知らなかったんだって。
それで、縞々のが雄で、ヒョウ柄のが雌のつもりで書いたらしい。
顔もね、何だか面白いの。
訪問客を威圧するために書かれたらしいけど・・・
襖絵はたくさんあったんだけど、戦争中は1400枚くらい、疎開して無事だったので、それを基に復元されている。
ああ、そうだ、復元された本丸御殿の入口の檜(ひのき)柱一本でマンション買えるみたいだよ~
本丸御殿は徳川義直公と春姫が二の丸御殿に移る前の新婚さんの頃住んでいたところ。
13歳でお輿入れした春姫の故郷の和歌山の風景や人々の様子が描かれた襖もあって、寂しくないようにってことなのかな、いいねえ、優しいなあ。
その後は将軍が天皇に謁見しに行くときの宿泊所になったらしいけど、確か2回くらいしか使われなかったっておっしゃっていたような気がする。
途中から、天皇の方が将軍に会いに来るようになったからみたい。
何かね、そんなにお城には興味はなかったんだけど、背景にあるいろんな人達の想いや歴史が垣間見えて、あったかい気持ちになった。
たくさんの知識を教えてくださった、ボランティアさん。ありがとうございました。面白かったあ。
無料なのが申し訳ない。横浜のお土産を買っていってあげればよかった。
つづく・・・