麻央さんが亡くなりましたね。

泣いた人が多いようですが、私は泣きませんでした。

やっと自由になれたんだろうなという気持ちが強かったんです。

 

私は母を病気で亡くしています。病院での母は本当に可愛そうで、辛そうで、私たちのために生きようとしている母を応援しながらその一方で、早く辛い状態から解放させてあげたいという気持ちも常に持っていました。

治る見込みはなかったのです。

流石に亡くなった時は大泣きしましたが、それは喪失感からくる自分のための涙で、母に対して可愛そうというものではありませんでした。

 

わたしは昔から、死というものに対して、恐怖感は全くありません。

地獄などというところはないとなぜか思っていて、あれは戒めのための物語だろうと信じていました。

(今はそう信じる人の想念が創りだすのだと思っています。)

あの世に行っても、終わりはなくて、また始まるのだとどこかでわかっていたのかもしれません。

寧ろ今生きていることの中に、より多くの恐怖をもっていたのかもしれません。

 

最近始めるようになった、タロットカードの中にも死のカードがありますが、終わりと同時に新しく始まることを意味しています。

西洋占星術の蠍座の領域である第8ハウスは死と再生の部屋です。

四柱推命にも死がありますが、これも同じようなニュアンスがあるようです。

似たような意味で、シバ神も破壊と再生。

いろんな方法で、魂は繰り返しの旅を続けているのだと昔の人が教えてくれていたのかもしれません。

 

今日は蟹座の新月。月が新しく生まれ変わる日。

隠していた堅い甲羅の中にある柔らかい感情に向き合い、本当の自分を知るのにいい日なんじゃないかな。

蟹座は家族や家庭、母性を意味します。

家族と向き合ったり、好きな人と家庭を築く話をしたり、愛する人に母のような無条件の愛を伝えるのもいいかもね。

第10室にあるから、仕事がらみもあって、他の星の配置をみても、水のグランドトラインがあったり、感情がキーワードみたいだな。

感情的にならないように気を付けながら、本当の想いを伝えるのがいいかな。

 

海老蔵さん、麻央さんと出会って、人としてとても成長したように感じます。

失礼かもしれないけど男前が見た目だけだったのが、中身もそれに追いついたような感じ。

姿は視えないけど強力なバックアップを受けて、これからもっともっと活躍してくれるよね。