随分前にトレイシー・アッシュさんの「古代エジプトのセレスティアル・ヒーリング」という本を買って、少し読んで途中で断念していたのだけれど、どうしてもトレーシーさんに逢いたくて、この8月に個人鑑定を受けることにしたので、今一度読んでみようと一昨日から読み始めました。
以下はこの本からの情報です。
オシリスとイシス、そしてその息子のホルス。
オシリスはセトに木箱に入れられたり、死後バラバラにされるのだけど、イシスが集めて再生します。
息子のホルスはやはりセトとの争いで、両目をえぐり出されますが、砂に埋められた両目は、癒しの女神のハトホルによって、復元され、ホルスは太陽の道に回帰し、ラー・ホルクアティとなります。
ハトホルは不思議な女神で、黄金の家に関係する太陽神であり、美と音楽と性愛の女神であります。
太陽と月 金星に関係があるイメージです。(ごめんなさい、間違えました)
雌の鷹、黄金の牝牛、イチジクの木の貴婦人、香と黄金とミルラの守護神、王の敵に有毒な炎を吐く毒蛇。
これら全てがハトホルです。
この復元したホルスの目は左目はウジャトの目、つまり癒しの目であり、欠けてもまた戻る満ちていく月を象徴しています。
右目は太陽神ラーの目、怒りの女神セクメトと関係しています。
セクメトはハトホルとも関連付けられ、ハトホルが怒った時セクメトになるとも言われるようです。
また、ハトホルは睡蓮の花が咲いたときに花弁の中にいたラーが目を開けて涙を流し、その涙が落ちてハトホルになったという物語もあります。
ハトホルはちょっと怒ると怖いイザナミ様に似てるなと思いました。
日本の神話ではイザナギ様がイザナミ様に追われ、黄泉の国から逃げかえってきた後に、海水で禊を行った時に、左目から天照大神、右目から月読命となったということ。
エジプトの神話とは月と太陽が逆なのが面白い。
まあ右でも左でもいいけど、女性は月であり、癒しであり、またある時は怒りの女神となる存在だということ。
女神たちの癒しは一度全てをバラバラに壊してから再生されるというのは、なんだかツインレイが一度どん底に落とされた後再会し統合されることと、どこか似ている。
ウジャトの目が満ちていく月と関連していると知って、私が満ちていく上弦の月(半月から2日後)なのを思い出しました。
また、以前遠隔レイキでリーディングをしてくれたある方が、いきなり大きな目が視えたそうで、実は私も時々その目を視たことがあり、もしかしたらウジャトの目だったのかなと今思っています。
再生後のホルスは統合後のツインレイのイメージにも繋がります。
ホルスの両目の再生。
統合するためには、月と太陽、女性性と男性性、両方が共に一度死ぬ必要がある。
つまり、ツインレイのそれぞれが自我を捨てなければならない、一度自分がそれまでの自分でなくなることが、先へと進むキーワードのひとつかもしれません。
若い頃、イギリスに行った時、大英博物館でエジプト関連の展示がされていました。あの時は何も気づかなかったけど、よくピラミッドが頭の中に浮かんでくるのは、何かあるかもしれません。
エジプト、いつか行ってみたいな。