「改めて偏差値60以下の真意」
ゆる中学受験を推奨する桜学舎さん。
改めて(首都圏模試の)偏差値60以下の(中学を目指す)真意とは何かを語っています。
首都圏模試偏差値60以下とはどんな学校か。
受験用テキストを真面目に取り組めば受かるような私立中学校、とのことです。
その上で、ノート作りに厳密なやり方などない(むしろ綺麗なノートは危険!)ことや、時間がかかっても子ども自身で答えに到達することの重要性をおっしゃっています。
ノートね…特に男の子は公立中の先生好みのノートが作れないですからねー
うちの兄弟なんか正直まともなノートはほとんど見たことないです。一応授業中にノートはとっているようですが…。
でも、内容が理解できていればいいんですよ。あとは自分が見返して分かればいいだけ。
それに、安心してください。今、2人とも一応大学生ですよ
とにかく、型にはめようとする勉強がどれだけ不毛か。
成績が上がらないと悩んでいるお母さんには知ってもらいたいなー。
勉強しない子、苦手な子には即効性のある特効薬(テクニック)より、体質改善の漢方薬(自ら学ぶ力)が必要だとも。
中学に限らず受験は合格がゴールではありませんよね。言ってしまえば、ただの結果です。
その先の人生で目前の問題を解決するためには、自走モードであり続けることが必要なわけで。
ただそうは言っても受験はすごくいい経験だと思います。
がむしゃらに何かをやる機会は人生の中でそう何回もあるわけではないし、何より頑張った成果が目に見えるのはやはり嬉しいことです。
ただ、最初からやり方だけを教えられた子は、その後も型にハマった方法でしか勉強できなくなってしまうとも動画で語られています。
これって正直怖くないですか?
単純に考えるってめちゃくちゃ時間かかるし、大人でも大変なんです。
経験則のない子どもなら尚更。
となると、テクニックに依存しやすいのも子どもならではと思いませんか?
今、成績さえ上がれば、より難しい私立中学に入って将来の選択肢が増えると思っている保護者さんは恐らく多いと思います。
しかし、勉強方法を間違えてしまうと逆効果になると考える方はほとんどいないでしょうね
動画の最後に、本来、塾とは「お金払って真っ当な努力をさせてくれるところ」だとも。
何事も自分ごととして捉えない限り、ただやらされているだけじゃ辛い。
中学受験のように親主体だと、何かと子どものやらされている感が否めないけれど、上記のように考えてくれている塾があるのは救いだなーと某所の大行列を見ながら思うのでした
東京の私立中学進学率は25%ですが、愛知県は4.8%で全国平均7.5%より下です。 https://t.co/tVUI46VpKP
— 山内太地『偏差値45からの大学の選び方』(ちくまプリマー新書)4月7日発売 (@yamauchitaiji) 2023年5月21日