以前、東洋大学が2、3教科だけではなく、複数教科の入試をメインに舵を切りそうだということを書きました。

そして、山内先生の見解がこちら。

 

この動画では、東洋大学へのインタビュー記事を元に、東洋大学の入試戦略を解説します。 東洋大学では一般選抜の定員が多く、指定校推薦で入る人にも学力を求めています。 また、経済学部においては数学の成績も重視されています。 そして今後は、5教科入試にしていく可能性が高いようです。是非、ご参考にしてみて下さい。

 

東洋大学さんは、少なくとも3年くらい前から説明会でも、4もしくは5教科入試を押してます。

共通テスト利用も、こちらの方が合格率が高いのでとすごく勧めていました。

 

でも、他の私立大学が3教科入試主流の状況で、思惑どおりにいくのか疑問なんですよね…驚き


ほとんどの大学側が3教科入試に合わせた問題を作成している以上、私立専願者は3教科しかやらないですよ。

しかも、似通った問題形式の大学を選び併願することで、受験生はより自分に有利な受験戦略を取ろうとします。

だから、いくら大学側が4教科以上の方がとか、共通テスト利用の方が合格しやすいですよと提示したところで受験生にはほぼ響きません。

そこに割く労力があるくらいなら、他の私立大に注力します。


実際、5教科を入試で使うのは国公立大学を志望する人になります。

特に都内や周辺の難関国公立大学を目指す受験生は、MARCHや早慶上理との併願をメインに考えている人が多いイメージです。


国立併願者がほしいなら、細分化された入試方式はやめ、思い切って豊田工業大学みたいな入試スタイルにしてみてはどうでしょうか(学費も含めてキラキラ)。

 

 

※選抜方法はA方式(5教科7科目)とB方式(3教科4科目)で、それぞれ約半数ずつを合格とする。A方式出願者はB方式でも選抜対象となる。

 

いわゆる共通テスト利用オンリーの入試です。

2次試験は面接のみ。

 

先端工学基礎学の募集が65名なので、東洋大学の規模とはかなり異なりますけどね汗

豊田工業大学は知る人ぞ知る、学費が国立並、就職に強い理系単科大学とあって、大変人気があります。

 

キャンパスは名古屋市にありますが、めちゃくちゃのどかなところにあるようですニコニコ

(最近校舎を建て直して、きれいになったところまではYoutubeで見たような…。)

 

 

ところで、豊田工業大学の入試を調べていたら気になる情報がありました。

 

”2023年度入試を以下のように実施することをご報告いたします。

・例年、2次選考として実施していた「面接試験」を実施しない
・「大学入学共通テストの結果のみ」で合否判定いたします。

☆全国の受験生の皆様におかれましては、お住まいの地で実施される大学入学共通テストを受験いただき、安全・安心な合否判定を受けていただきたく存じます。
☆新型コロナウイルスに感染、もしくは感染疑いのある受験生への追試験などの対応は、別途お知らせさせていただきます。

(この対応は2023年度入試での対応であり、2024年度入試以降も継続するわけではございません。現高校2年生の皆様はご留意いただきますようお願い申し上げます)”

 

直接大学に行かなくても合格がもらえるってこと⁉驚き

 

確か、例年だと豊田工業大学の二次は2月の私大入試真っ只中だったはず。

なので、兄さんが受験生の時、第一希望もしくは地元民、国立併願で他の私大を受けないならアリだな、うちはそのためだけに行くのは厳しいからナシと思った記憶があります。

 

去年はどうだったのかを調べたら、2次の面接を中止していました驚き

 

 

そんなわけで、今年も豊田工業大学の応募者が増えそうな予感です指差し