「多教科型入試」「英語外部試験利用入試」「文系学部における数学必須入試」など先進的な選抜方法とWebによる情報発信で注目を集める東洋大学
人気、難易度共に急上昇の東洋大学さんです。
白山キャンパスには何度か行きましたが、施設がきれい、学食美味しい!等々キャンパス全体が活気にあふれていました。
(近くのココスに行きたくて何度かショートカットに使ったことは内緒
)
記事を見ると結構細かい情報が掲載されていました。
数字スキーにとっては、たくさん情報を公開してくれる大学は大好きです![]()
2022年度合格者数 30338人 3.2倍
2021年度合格者数 27731人 3.2倍
2022年度入試からは共通テスト利用で外検が利用可能になったそうです。
その利用率は56.2%!
一般入試の志願者は減りつつも、英検利用者は増えているといったところですね。
上記記事には掲載されていませんが、手元にある資料によると、利用者の内訳はこんな感じ。
大半が8割換算利用者と言ってもいいんじゃないでしょうか(特に一般前期)。
年々、厳しい入試が展開される東洋大ですから、今年はスコア条件が厳しくなるのではと噂されましたが…。
今年も条件据え置きということは、
から見て高スコア者がなだれ込むような英検ゲーになることだけは避けた印象を受けました。
いや、そもそも2300以上の高スコア者は来ないか…立教とはやはり趣が違う。
ところで、記事内の「2023年度入試における4つのポイント」で個人的に気になった点が2つ。
① 5・4教科型入試の募集人員をさらに拡大。2022年度615名(構成比14.6%)を、2023年度631名(構成比15.1%)に拡大
↓
元々共通テストを積極的に複数科目受けるような受験生(要するに国公立志願者)に来てほしいと、予備校の入試説明会(2年前ですが
)でも言っていたので、着々と推し進めているな~と思いました。
(共通テスト利用のほうが受かりやすいのに!とも強調していました
)
④ 情報連携学部の一般入試で、2023年度から情報連携学部独自科目「情報連携のための英語」「情報連携のための数学」を新たに導入
↓
文系に比べ、理系がパッとしないとも言われる東洋大学ですが、今流行りの情報ウェーブに乗れるのか⁉
そもそも、川越の理工学部と共にある総合情報学部と、独自に赤羽にある情報連携学部と。
どう差別化していくのかなと思ったら、情報連携学部では独自の入試科目を採用という動きなんですね。
ちなみに、総合情報学部、情報連携学部、共に文系受験が可能です…![]()
「情報連携のための英語」「情報連携のための数学」の内容が気になる方はこちらをどうぞ![]()
文系学部で数学入試をガンガン推すのはいいけれど、情報系学部で文系受験もできるし、入試が細分化されすぎなせいか必要とされるスキルがイマイチ分かりづらい
気がします。
要するにオールマイティーな子がほしいんですよね![]()
ただ、メインの入学者層が3教科入試(8割弱)だからなあ。
(むしろ去年より増えてるし!)
なかなか大学側の思惑どおりにはなっていない気がしました![]()



