指定校推薦をバカにしてはいけない3つの理由
9月もちょうど半ばとなりました。
受験でかつ秋といえば!
推薦を希望した高3生の進路が決まっていくわけで
残念ながらウチには関係ない話ですけど。
トホホ…
一概に推薦と言っても種類は様々ですよね。
古くからあるのが指定校推薦だと思うんですが、自分が高校生だった頃、友人が指定校でサクッと進路を決めていました。
とても真面目で優秀な人でした
あれからウン十年、大学の数が増え、18歳人口が減少していく中、大学の推薦における受験状況もだいぶ変わったようです。
ただ推薦にかかる労力は、今も昔もそんなに変わらない気がします。
確かにチャンスと認知度は広がった。
でも、推薦の内容によっては、今の方が意外と準備やら何やらで大変そうです
しかも、推薦専門の塾の話を聞くと、特にお金が飛ぶ仕組みになっているようで
指定校の校内選考も、希望者数によってはスゴイ倍率になりますよね。
しかも、去年は希望者ゼロだったのが、今年は蓋を開けたらとんでもないことになってたり。
運次第なところもあって、これまた一般と同じ、決まるまでは精神的に辛そうです。
動画でも言及されていますが某Youtubeチャンネルで、やれ推薦だ、やれ軽量入試だと笑っていますが、大学に実際入ったら周りでそんなことを言う人はいないでしょうし、世間の大半が気にしていません
個人的にW○katteの影響で気になるのは、マウントを取る方もですが、逆に引け目を感じてしまう人もいるということですね。
実際に兄さんの話を聞くと、地元の友達同士、色々あるようで
周りを気にせず、進んだ先の大学で愛校心を持って、思いっきりキャンパスライフを謳歌してほしいです
ただ指定校推薦についての印象が昔とはちょっと変わってきているのは事実かもしれません。
「いいなあ、指定校(スゴイ!流石!)」
から
「(楽で)いいなあ、指定校(ずるい!)」
と、一部思われるようになってしまったのが問題なんでしょうね
耳タコ情報ですが、定員における推薦比率は1989年に29.8%だったのが、2020年には45%にまで増加しました。
今や大学によっては6割近く、年内で合格が決まります。
ただ大学全入時代にあっても、一部の人気大学はまだまだ狭き門です。
今年は大学全体の定員が緩和されるとはいえ、推薦が増えるほど一般受験枠が減る。
そう言った危機感を覚えるのは受験生としては当然のこと。
でも、行きたい大学があれば、どういう入試方式を行っていて、どうしたら勝率を上げられるのかを、とことん調べ上げることがポイントになるわけで。
(それなのに、弟の資料を見て兄さんが、なんでこんなに大学入試って複雑なの~と嘆いていたのはここだけの話)
大学受験はもはや情報戦。
塾や学校などから信頼できる情報を集められるだけ集めた人が有利になります。
正直、推薦も勝率を上げる一つの手段ですので、これを活かさない手はありません。
得意を活かしてほしいと入り口を色々用意したのは大学ですし、いざ入学したら、やることも出口もみんな同じ。
推薦で合格を決めたい受験生は、周囲を気にせず、最後まで信念を貫くが吉です!
それに例え推薦が取れなくても、推薦にチャレンジした気持ちを胸に、一般入試までがむしゃらに走り抜けたら絶対いいことあると思いますよ!