転学ってもはや珍しいことではないのかもしれません。
事情は人それぞれですが、自分が知っているだけでも何人か都立高校に転学しています。
動画では都立高校の転学について、とても詳しく分かりやすく説明されています。
例えば、学力との相関関係。
平成27年の調査なので、ちょっと古いけど、とても興味深いデータです。
転入した人の学力に関しては、なるほどと思った話が二つほどあります。
(ちなみに、都立高普通科の三次募集が大々的に行われ始めたのが平成30年からなので、高校によってはかーなーり敷居が低くなっている可能性があります)
まず、某私立大学附属高から、都立高に転学してきたAさん。
元々いた高校は、誰もが知っている名門校です。
そして、Aさんが進学したのはその附属高校よりも難易度が高いトップ私大でした。
Aさんが通っていた都立高校の進学実績を見ると、旧帝一工準難関国立に10人ぐらい、早慶に5人ぐらい進学しているので、卒業生が300人とすると上位5%ぐらいの実力の持ち主ということになるでしょうか。
私立と都立は科目数が違うので一概に比較できませんが、元の附属高と転学先の都立高とではVもぎ60%合格可能性偏差値で10ほどの差がありました。(なお、附属高>都立高。)
次に、兄さんの高校で同じクラスだったBさん。
学校の授業についていくのが困難だったらしく、欠席が続いたため、都立高に転学することになりました。(定期テスト以外はほとんど来なかったらしいです)
Bさんの場合、転学先の都立と私立高の差は、Vもぎ偏差値で12でした。(その後の進路は不明。)
転学先の選び方は人それぞれだと思いますが、教育委員会の調査から見ても、実力相応か、さらに上の選択は厳しいようですね。(学力帯によってはチョイ下も厳しめ。)
Bさんのように転学の理由が学力にあるのだとしたら尚更、選び方には慎重にならざるを得ないかも。
他にも全日制から定時制など、やはり学力的に転学を余儀なくされた話も聞きました。
そうは言っても中退ではなく、通信制も含め転学を選ぶのは、前向きになれる選択肢の一つだと思うのです。
経済的に可能なのであれば、高校はできれば卒業した方がいいかなとも思います。
(高認で大学には行けるけど、大学を中退したら中卒になってしまうので…。)
そして、時は令和4年へ。最新の転学情報です。
高校によって日程が異なるようなので、転学・編入を考えている方は要注意です。
普通科だけで、平成27年の全日制募集人員と変わらないのか
今となっては、結構チャンスの幅がありそう⁉︎