5月末時点で共通テストまであと228日、
国立前期まで267日ですか。
週にすると共通テストまで32週、
前期試験までは38週となりますね。
特に国私難関大を目標にしている現役生は、週末や夏休みをフルに有効活用しないと大学受験に太刀打ちできません。
浪人生が年々減っているとは言え、強くてニューゲームの彼らと戦わなくてはなりませんから。
そんな中、今年と来年は浪人生が圧倒的有利ってどういうこと⁉
第一回全統共通テスト模試の結果、現時点で現浪の差が120〜140点とのこと。平均点の高い浪人生が有利ってことですか?
春の成績は、どうしたって浪人生が高く出るんですが…。
色々考えさせられる「差」。
— 守屋佑真 (@yumamoriya) May 31, 2022
単純に比較はできないけれど、でも、現役生には、この「差」を埋めるほどの頑張りをお願いしたいし、高卒生には、この状況なら偏差値は高く出て当たり前だと認識しつつ、この「差」を保ち続けられるほどのさらなる上積みをお願いしたい。
ここがスタートライン! pic.twitter.com/SsH7jAeJqM
そこで、気になって調べてみました。
兄さんが受けた2020年度の全統共通テスト模試、理系5-7の現役と既卒の平均点です。
第一回(5月)
現役 451
既卒 570
その差 119
第二回(7月)
現役 456.3
既卒 567.4
その差 111.1
第三回(10月)
現役 485.6
既卒 573.8
その差 88.2
プレ(11月)
現役 506
既卒 596
その差 90
差の推移は、第一回119→第二回111.1→第三回88.2→プレ90、となります。
浪人生に現役生が肉薄していくさまが伺えますが、11月時点でもまだまだ差がありますね
で、問題の2022年第一回の理系5-7は既卒566.8-現役442.9で、その差123.9点。
ん? あまり変わらなくない?
2022年第一回の文系5-6は既卒558.9-現役419.9で、その差139点。
ネットで拾った(笑)2021年第一回の文系5-6と比べてみると、553.3-423.7で約130点で昨年と9点差でした
それでも動画で加藤先生が言うには、センター試験時代は積み上げの多い浪人生が有利であり、思考力、判断力を問う共通テストは現役生に不利なのは当たり前。
えーと、センターにしろ共テにしろ、浪人生が有利ってことに変わりない⁉
じゃあ、共通テスト模試の平均点による差は結局何なの⁉
そもそも、平均点、自分には例年と変わらないように見えるんですが…。
それから、思考力、判断力を問う共通テストは現役生に不利な根拠が、私にはイマイチ分からなかった
現役生にとって、テストの傾向把握も、時間配分も、試験に慣れないスタミナ不足もまだまだこれから克服していくものだと思うから。
それでも浪人生が有利とは、現高3生と何が違うのだろう。
現高3生といえば、高校時に長期休校を経験した唯一の学年なんですよね。
しかも、入学時からずっとコロナ禍にいる
1浪生
1年通常授業。2月まで影響なし。3月から緊急事態宣言。
2年1学期はほぼ休校。部活では予選、全国大会等ほぼ中止。学校行事では文化祭、修学旅行中止のところも。
3年ほぼ通常授業を行う。部活を引退していなければ予選や全国大会あり。学校行事は限定的に開催。
現高3生
1年1学期はほぼ休校。部活では予選、全国大会等ほぼ中止。学校行事では文化祭等全面中止。
2年ほぼ通常授業を行う。部活では予選や全国大会あり。学校行事では文化祭開催は限定的、修学旅行も延期しつつ行き先や期間を変更するなどして実施するところもあり。
3年今のところ通常授業を行う。部活では予選や全国大会が通常開催。
現役生の遅れ、コロナで機能してない学校生活が要因だとしても、個人的には主に浪人生と戦う成績上位層には関係ない話だと思っています。
理系5-7とか文系5-6で受験に挑む子はそもそもの覚悟が違う
問題は中間から下位層かな…ウチみたいな
一昨年、去年と私大の合格者が増えたとは言え、中堅大以上はまだまだそんなに甘くない。
それに今年、来年で勝負をかけなくてはいけないのは浪人生だけではなく、現高3生も同じこと。
2022年度入学の高校1年生から「新学習指導要領」が適用されますしね
共通テスト導入前と同じく、受験教科が大幅に変更される前にケリを付けたいです…。