数学の世界でかけ算とたし算がどのような存在なのかというところから、京都大学数理解析研究所の望月博士がABC予想を証明した「宇宙際タイヒミューラー理論」をビジュアルで解説した番組が、NHKで放送されました。
内容は↑のまとめで前後編で読めます。
(再放送は14日(日)午前1:10~。90分拡大版はBS1で放送予定のとのこと)
実は以前「宇宙際タイヒミューラー理論」について解説した本を購入したのですが、未だに読み終わっていません
東工大の加藤博士が講演会で話した内容をまとめたものです。
なお、加藤博士は番組に出演されていますが、望月博士は出ていません
それはなぜか。
「『宇宙際タイヒミューラー理論』が、今までの数学と何が違うのかといった問いかけは、一つの有意義なテーマであり、私自身も、多くの数学者と議論してまいりましたが、意味のある議論、もしくは解説が成立するには、非常に高度な専門知識が必要であり、一般の視聴者どころか、一般の数学者でもかなり厳しいものがあると言わざるを得ません。ご熱意に水を差すようで恐縮ですが、以上の理由によりお断りさせていただきます。望月新一」
ええ、確かにかなり噛み砕いた解説(?)とされる加藤博士の本でも序盤から???でしたよ
でも、ビジュアルだとなんとなく分かる不思議がありますね。ええ、なんとなくですけど…
それでも、周りの数学者がIUT理論のこれからに対して、様々な考えを持って挑んでいる姿勢に興味がわきました。
ただ、このままだと番組でも言っていたように、アプローチが斬新すぎて数学者にすら理解されずに終わってしまう危機!
何とか事を打開するために望月博士自らも動いていると聞いて、今後どうなるかがますます気になりますね。
ちなみに、実際の望月博士はこのような方らしいです。
ガチで数学視点から語るほどの坂道好きってことだけは理解できました~
番組はお兄ちゃんも付き合って見てくれたのですが、私よりもよっぽど理解してるし(そりゃそーだ)完全版の放送を楽しみにしているようです。
付き合ってくれたお兄ちゃんに感謝です