今、飲食業界では、メニューのなかの「一品だけ食べ放題」というサービスが人気になっている。 | 「笑う角には福来る」

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今、飲食業界では、メニューのなかの「一品だけ食べ放題」というサービスが人気になっている。

【画像】「かき小屋 高円寺」の高級牡蠣

「食べ放題」といえば、いろいろな料理を食べられるのが一般的で、それが醍醐味(だいごみ)でもある。それに対し、「甘エビ刺身食べ放題」「エビフライ食べ放題」「明太子食べ放題」「松茸ご飯食べ放題」など、指定された単品だけ食べ放題になるのが「一品食べ放題」だ。

なぜ、こうしたサービスが増えているのか? 外食産業に詳しいフードアナリストの重盛高雄氏に聞いた。

「一番の理由は話題性ですね。これまで飲食業界で行なわれてきた価格競争が行き詰まるなか、ある一品を目玉にすることでお店の特色を出しているのです」

確かに「食べ放題」と聞くと、思わず行きたくなってしまう人も多いはず。しかも、一品に絞ることでお店側のメリットもある。

「通常の食べ放題店のように何種類もの料理を提供するわけではないので、スタッフの負担は大きくない。その上、一品に注力できるので仕入れコストを抑えられ、クオリティの高いものを提供できるというわけです。決して、ものすごく儲(もう)かるという商売ではありませんが、話題性があって集客を見込め、時間制にすれば回転率もアップできます」(重盛氏)