主演 松山ケンイチ
芦田愛菜
香里奈
うさぎドロップのアニメを観て、先が気になってマンガを一気読みしてしまった

だから映画の内容が、どこを終わりに持っていくのか気になって初日に観に行って来た


観初めて最初の30分までは
「この映画の脚本家もしくは監督、才能ねェなぁ」と思うくらい
原作を読んだ人にとってはがっかりだった…
っていうのが、そのシーンの後にダイキチが良いこと言うんじゃぁぁぁんんんん

っていいたくなるシーンが2回くらいあったから

それと最初の葬式のシーンだけど、あのとき初めて会ったリンをダイキチが引き取ろうと
思ったのは確かに勢いもあるけど、あの日一日リンと一緒に行動していて情が移ったというのが
一番大きいのにそこを丸々カットしてたのがイマイチ

あんな雑誌を観てモデルとのダンスの妄想シーンとか入れるくらいだったらそっちを
入れるべき

香里奈がモデルをしているという印象付けの為なんだろうけど、結局別にその設定も
どこにも生きてこないんだからあんなシーンも不必要

確かに原作の二谷さん(コウキのお母さん)はシングルマザーで忙しく働いている
というのは描かれてるけど、結局なんの仕事かっていうところが謎だったけど…
それと児童相談所のシーンもいらないわぁぁ

ダイキチに迷ってほしくなかった

逆に評価できるのが、その葬式での親戚同士のやり取りのシーン

誰が引き取るのか
という話をしているところまでは普通にみんなを撮っているけど次第になすりつけ合いみたいになっていく時に口元だけの映像にしたのがいい

まぁマンガとかではよくある表現だけどあれを映像化したのはよかった

心ない大人の感じがよく出てた

それと終盤に向けてのオリジナルのストーリー展開はよかった


原作ではストーリーの山場とか無く、小学生⇒高校生と進んでいったから
オリジナルで事件を作るしかなかったと思うし

その事件の内容も世界観を壊すことなくて良かった

その後のお遊戯会へと続く流れも悪くなかった


ラストのオチもほのぼのとしてて思わず笑えた

なんだかんだで最終的に良くできた脚本だった

原作を読んだ俺としてはダイキチの役に松山君じゃ
ちょっと若過ぎて30男の渋みが足んないなぁと思っていたら、
映画の公式サイトを観るとなんと27歳設定

なら納得

それと芦田愛菜ちゃんの演技力

一緒に出演してる子役たちとの差が半端なさすぎ

コウキ役の子も他の子と比べると比較的高いけど、
レベルに差があり過ぎてかわいそう

エンディング曲はアニメのオープニング曲の
PUFFY の SWEET DROPS

アニメの方もどういう最終回にするのか楽しみ


ということで今回の勝手な評価
星 8個( この映画で一番原作のイメージにぴったりなのが桐谷さんの妹役
)★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆
≪映画の公式サイトへは此処をクリック≫
≪アニメへの公式サイトへは此処をクリック≫