イエス・キリストはえらいのか？

過去に偉い人・崇められる人・権威として称えられるのは、あまりに持ち上げられすぎではないか？　彼らよりも、彼らを語る人たちがユニークで面白い。原典を当たってなんとか接してみるも、なんのこともない。今の人たちがより磨き上げられている。

聖書という書物はまさにそうで、福音書（イエス・キリストの記録）を前知識もなく読むと退屈だ。感動話は盛り込まれているけれど、世界名作劇場（アニメ）をじっくり見た方が手っ取り早いんじゃないか。そう思ったりする。

そんな聖書・イエスに「みんなが影響される何かがあるはずだ！」と挑んで向き合うものの、大した収穫がない。いまの時代とリンクさせて「この時にイエス様はこんなことを実践していたんですよ！」と伝えることがベストだけれど、そうそうない。むしろ、病気を治すといったエピソードが、いまの悪徳なカルト宗教の源流になっていて罪深く感じるのは自分だけであろうか・。