ディスカバリー(動画)からメモ。いろんな人物が取り上げられてるが、ここではトマス・ジェファソンに注目する。彼が関わる理神論・独自の聖書について。
アメリカ合衆国はキリスト教の国といわれている。
さまざまな議論が行われているが、アメリカ建国の父たちの中にキリスト教徒でないものがいたようで、その多くは理神論者という指摘がある。キリスト教の教義を全面的に信じていたわけではないと・・。
理神論:神は創造主であるが、人間の行いに関与していない。神の奇跡は存在しない。神とは自然法則に支配された、この世界を見守る時計職人のような存在。イエス・キリストを神格化することを否定。
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キリスト教:人間の行いには神が関与しており、救世主としてつかわされたイエス・キリストを主として崇める。
そして、ここで注目するトマス・ジェファソンは明らかな理神論者だったと・・。新約聖書の執筆者を無知で無学だと批判し、聖書の言葉は迷信でありでっちあげだと友人あての手紙に記されてるそうだ。
そして大統領の任期を終えたトマス・ジェファソンは聖書を机に置き、カミソリでページを切り刻み始める。イエスの言葉は採用・超常現象や奇跡は排除、と独自の聖書をつくりあげる。彼はイエス・キリストを神と認めていなかったが、人格は高く評価していた。
さいわい、世論の影響を考慮して、その独自の聖書を公にはしなかったようだ。
そしてトマス・ジェファソンは黒人奴隷との間に子供をつくったとかのスキャンダルが続くのですが、内容がエグイのでこのへんで・・。
●ディスカバリー
全米で人気の女性向けミステリー専門チャンネル「Investigation Discovery(ID)」日本版の公式YouTubeチャンネルを開設 - CNET Japan
●トマス=ジェファソン:1743~1826 アメリカ合衆国建国期の政治家、第3代大統領(在任1801~09)。
by ゴータイ