彼らは図にのって、平素ささいな恨みがあったり、不快に思ったりした者があると、卜筮にあらわれたと誣いて、公事にかこつけて罪におとしいれ、また、中傷したいと思う者を勝手に中傷し、そのために、一族一門を破滅させられた者は数えきれないほどであった。百官は大いに恐れて、みな「亀策がしゃべりまくる」と言った。その後、彼らの悪事は発覚し、姦悪はきわまって、また三族を誅滅された。

 

『史記列伝 三 平凡社ライブラリー』

 

by ゴータイ


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