ほんの2週間前に慢性骨髄性白血病の発病から、ちょうど丸八年の感謝の記事を書いた。

 

この八年の間なんどか副作用で救急車のお世話になりながらも山を越え谷を越えて過ぎ、検査結果も安定してきて後は、服薬さえ継続すれば、今後は問題はないと思っていたが。。。。

 

そんな甘い考えが、先日の大腸内視鏡検査でふっとんでしまった。

私は、23年前と17年前に2度も大腸がんになり開腹手術をしたので、今も2年おきに内視鏡検査をしていて、二年おきに検査していれば、ポリープの段階で切除できるから、ぜったいに大丈夫と思っていたのだが、先日の検査で、また、大腸がんが見つかってしまった。

 

白血病に加えて、今度は、大腸がんとの闘いが待っていようとは予想もつかないことで、青天の霹靂というのか正直、怒りとも悲しみともつかない。

 老化が進み、二か月に一度血液内科のある遠くの病院に通うのも体力的に苦しい、この年齢と体力で、同時に、二つの癌と戦うことができるのだろうか?

いろいろと頭をよぎるが、

今は、内視鏡検査の疲れで、心身ともに疲労しきっていて、これから先を考える力はない。とにかく、しばらく、心身を休めて落ち着くこと。

 

あああああああああああ!

 

もちろん、今の世界で、白血病の治療も、大腸がんの治療も受けられない国に住み、死んでゆくしかない何千万人の人のことを思えば、まったく贅沢な悩みであると頭ではわかるのだが、

感情的には、やはり、8年白血病と戦た後に、また三回も同じ、大腸がんになるということは、大ショックで、すぐに、冷静に、受け止められない。やはり、情けなく悲しい。

癌は大きさはわずか25ミリの進行がんという診断だが、問題は、大きさではなく他の臓器への転移があるかどうか、リンパ節への転移があるかが問題だというが、まだ、しばらく、さまざまな検査に一か月はかかりそうで、その間には心身の疲労も回復して今後の覚悟も決められるかもしれない。