下関海響マラソン2023完走記~今年から変わったコースは余りにもタフ、来年以降の出場者は多分減少 | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

 

私は山口県下関市で開催された“下関海響マラソン2023”に出場しました。尚、コロナ禍で大会が開催されなかった年もありましたが、前田下関市長は大会前の挨拶で今回で15回目になると話していました。

 

今日の下関市は朝から気温が20℃と異様に高く、防寒の必要性は全くなかったです。そして、気温は次第に上がり25℃を超えていたと思います。

 

今回から長州出島に客船が停泊するようになったためと思われますが、長州出島には入らず国道を北上して折り返すコースになっています。

 

前回までも下関海響と言えば、「前半天国、後半地獄」と評されていましたが、コースが変わった事でその様相が更に強まった事を感じるレースになりました。

 

コースマップを見て、大きなアップダウンが4つ、ほぼ繰り返されるようになっています。まだ気温がさほど高くなければよかった

かもしれませんが、今日は気温も季節外れに高く、出場者を苦しめたであろうと感じました。

 

私の記録はグロス3時間52分23秒、ネット3時間52分07秒でした。ちなみに昨年の記録はグロス3時間45分21秒でしたので、5分

以上遅くなってしまいました。しかし、順位はむしろ上がっていたので、苦しいのは皆同じだったようです。

 

私は初めて出場したマラソン大会がこの下関海響です。その時はかなり歩きがはいってしまったのですが、それ以降はこの大会でも歩く事はなかったです。

 

しかし、今回は結構歩きました。折り返しまでは何とか踏みとどまりましたが、折り返し後の最初の坂で歩いてしまったのをきっかけにして、後は随分歩いてしまったのが悔やまれます。

 

彦島大橋を登り切った後は下ってますので、結構抜く事が出来ましたが、歩きをゼロには出来なかったです。タイムも当然悪かったです。

 

もう少し頑張ってせめて3時間50分は切りたかったなと感じています。しかし、完走出来るのだろうかと途中で何度も思いましたので、とにかくフィニッシュラインを超える事が出来てよかったです。

 

長州出島を折り返すコースが今になってみれば、決して走りにくくなかったのだなと感じています。

 

下関海響はコロナ禍前は凄まじい勢いで定員に達していました。しかし、ランニングバブルの崩壊と共に下関海響も定員に達しない

ようになりました。

 

今回のコース変更を好意的に捉える奇特な方もいるかもしれませんが、多くの人はもう下関海響には出場せず、海響の前週に開催

される金沢マラソン、或いは同じ日に開催される富山マラソンを選ぼうと思うかもしれません。

 

私は来年は金沢マラソンにエントリーしようかなと、今は思っています。今日、新しい折り返し地点の寂しい状況を実際に体験して

もうあのコースは嫌だなと思っています。

 

山口県内に住んでいると下関海響は確かに楽です。8時半にスタートするので、お昼もそんなに遅い時間になりませんし、家から

1時間ほどの距離なので、行き帰りはとっても楽です。それでも下関海響に出ようとは、今は思えません。

 

来週は福岡マラソンに出場します。来週の週間天気予報をみると、12日の日曜日は随分気温が下がり走りやすくなりそうです。

その次に日曜日は神戸に出場するので、故障には気を付けようと思う今夜の私です。