私の外反母趾闘病記~術後10か月が経過、月間走行距離は200キロぐらいが健康には丁度よい気がする | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日から2月が始まります。

 

2022年の1月初旬から日本でもオミクロン株による新型コロナの感染拡大が続いています。

 

私が住む山口県でも岩国市の米軍基地が発端となって始まった感染拡大が1月初旬から凄まじい勢いで拡大しています。

 

岩国市、和木町には1月9日からまん延防止措置が適用されています。又、米軍基地の人達の不要不急の外出も1月中は制限されて

います。

 

しかし、その効果は限定的で、結局県内全域に感染は拡大し、感染者数も人口を考えれば多い状態が続いています。

 

山口県のまん延防止措置は2月1日から20日まで延長されています。又、岩国市、和木町のみならず県内全域にその範囲も拡大されました。

 

私が住む山口県宇部市では、ようやく今日からコロナワクチンの追加接種が始まります。先ずは昨年の6月中に接種を終えている高齢者が対象になっています。

 

ご存知の通り、日本では3回目の追加接種ではモデルナ社製のワクチンが使用されます。ファイザー社製のワクチンは3月に入らなければ接種は出来ません。

 

3回目もファイザー社製なら何の躊躇いもなく接種しようと思った方も、使用されるのがモデルナ社製と分かると、ファイザーのワクチンが

入るまで待とうと考える人も少なくないかもしれません。

 

しかし、第6波がピークアウトするまでまだ時間はかかると思います。オミクロン株は重症化し難いかもしれませんが、自身が感染してしまうと家族や職場の方などに迷惑を掛けてしまう事になるのは事実です。

 

インフルエンザと同じと言う方もいますが、診断がついた後、内服薬がクリニックでも処方する事が可能になり、5日間内服したら、6日目から元の生活に復帰する事が出来ない今、インフルエンザと同等に扱う事は早すぎると言わざるを得ません。

 

オミクロン株の場合、3回ワクチンを接種しても完全に感染を防ぐ事は難しいです。それでも日本が陥っている厳しい状況を打開するためには一人でも多くの方がワクチンの追加接種を受ける他ないと私は思います。

 

さて、私は2021年4月1日に南町田病院で両足の外反母趾の手術を受けています。執刀して下さったのは「足のクリニック表参道」を経営

している桑原靖先生です。

 

2022年2月1日で術後10か月が経過しました。術前、術後の足の写真をアップさせて頂きます。

 

術前

 

術後1ヶ月

 

術後3ヶ月

 

術後6ヶ月

 

術後10ヶ月

 

1月の終盤に入り、元々変形性膝関節症がある右膝を傷めてしまいました。恐らく、走り過ぎが原因だと思います。昨年12月には手術後

初めて月間走行距離が300キロを超えましたが、1月は272.2キロに留まっています。

 

両足の母趾には問題はないのですが、示趾の状態がちょっと悪くなっています。恐らく、ランニングシューズのサイズがほんの少し小さい事に起因するものだと思います。

 

又、術前とは全く違いますが両足とも足裏に軽度の胼胝が出来ています。これも走り過ぎによるランニング障害の一つだと思ってます。

 

コロナの感染拡大はマラソン大会にも影響を及ぼしています。2月6日に開催される別府大分毎日マラソンはエリート選手、ブラインドランナー、そして大分県在住者に出場者が限定されています。

 

又、2月20日に開催予定だった北九州マラソンは中止になっています。別大は今の私にはハードルが高過ぎるので、さほどの衝撃は

なかったのですが、北九州マラソンは完走を制限時間も緩いので完走を狙っていただけに残念でした。

 

3月に宇部市で開催予定だったくすのきカントリーマラソンも早々と開催中止を決めています。

 

私は現在58歳です。2021年シーズンは手術を受けた事に加えてコロナ禍での大会減少もあったので記録なしに終わりました。

 

2022年シーズンもこの調子で行くと記録なしに終わってしまう可能性が高いと思わざるを得ません。

 

感染が山口県よりも遥かに拡大している地域でもマラソン大会は開催されています。しかし、今の私がやるべきはワクチンの追加接種や

発熱外来であって、リスクを犯してマラソン大会のために遠征する事ではありません。

 

私の診療所でも診療所にPCRの検査(NEAR法)機器を導入しています。1回に1検体しか検査できませんが、15分程で結果が判明しますので、感染者数が増加している今は非常に役に立っています。

 

余りストイックに頑張り過ぎると折角形が整った足にもよくない事はよく分かっています。今は月間走行距離の目標を200キロ程度に落とした方が無難だと思う今日の私です。