思い出話 | かぶり俺でGodhandな「俺」のブログ

思い出話

一味…いちみ唐辛子の話しじゃありませんよ(汗)
料理の話しに違いは無いんですけどね(ぉぃ)
俺が思うにですね。
というか、なんというか…。
俺は昔よく料理をしてみていたんですよ…。
名前も無い、本にももちろん載ってない…そんな料理(笑)
ある意味芸術。
その意味するところは…
「同じ物を2度と造れない」
ってとこなんですけどね…。
さておき…
さすがに今となっては
「焼肉焼いたら家焼けた」
になってしまうのが恐ろしいのでやってないのですが(滝汗)
でも、けっこう好きで作ったりしてました。料理。
食べたいと思った物を、ヒラメキ(?)と、山勘(!?)で…(笑)あ、それと、ちょっとした愛と工夫で(謎)
そうすると、びっくりするぐらい美味しい物が出来たりもするのですが、極稀に…。
いや、けっこうな確立で(?)
びっくりするような、思わず鳥肌が立つような…
そんな味のする料理が出来上がったりするんですな。
そんな思い出の料理を一つ…。

肉じゃが☆
いや、肉じゃがが珍しいんじゃなくてですね。
俺はふと思った分けです。
「肉じゃがも…上品な味とかにならないもんかいね~~…」
茶碗蒸しとかって、良いとこで食べたら、びっくりするような上品な味(心境としては、お味)がしますやん?(笑)
出汁の味だけじゃなく、上品にちょ~~っぴり柚子の味がしたりとか…。
そういうのって、な~んかこう、良いですやん?
例えるなら…。
素敵なお姉さんが通り過ぎた後にふと香る甘い風…みたいな。
取り込んだ直後の布団…みたいな(謎)
で、肉じゃがにもその甘くせつない恋の雰囲気(!?)を演出(??)できないものかと…。
そして、俺はヒラメキました!!
あの素材!!
独特の香りのある…あの素材を最後に入れてみよう!!
そう、あの素材…。
家庭料理代表とされ、それが美味しく作れたらお嫁に行ける(かも知れない!?)ともされる肉じゃが。[**の素など除く)]
その肉じゃがに…俺は今こそ!!
上品さ
をプラスしようとしているのだ!!
肉じゃがに新しい風を入れようとしているのだ!!
例えるなら…美しい女優さんが、やきそばUFOを食ってるイメージ…(謎)
風鈴を鳴らしながらやってくる一陣の風の中にふと感じるお好み焼きのにおい…(なんのこっちゃ)
そして俺は、作戦を実行に移した。
肉じゃがをなるべく上品な味に仕上げてみた。
普段ならて~っきとうだが、上品さを強調したいので、煮干で出汁をしっかりとった。
醤油の味だなんて言わせない!
出汁命!!
そして、ちょ~っと肉も奮発。表示が確かなら、国産牛の、ちょ~っと良さそうな肉を選んで使用。
料理酒など許さぬ!!ちゃんと飲む酒!しかも、ちょっと辛口!(笑)
一気に熱を加えず徐々に…。もちろん、ジャガイモもライトに火を通しておいて投入!!
これで…味見したら…
んまいっ!!(笑)
そして、仕上げ。
俺は…
あの素材
を、自信たっぷりで取り出した!!
そう、あの素材をゲットするのに、遠くのスーパーまで行ったのだ。
この瞬間のために、俺はさほど食いたくも無い(!!?)肉じゃがを作ってきたのだ!!
そして、その素材を細かく切って、投入!!
ちょ~っとだけ熱を加えて…
「超上品肉じゃが」
完成!!!!
一口食べてまずびっくり!!
二口食ったらもう瀕死!!
三口目には…もう昇天!!
オエ~~~~~ッ!!
口の中に広がる出汁の味と香。
ほくほくした中にも、ちょっと甘みのあるおいもくん。
しつこすぎず、今日ばかりはすこし脇役気味の牛肉くん。
その二つの素材を引き立てるように、甘くて歯ごたえ楽しいたまねぎちゃん。
それらの具を、優しく調和させつつ、お腹の掃除もしてくれる、いとこんちゃん。
そして…
その美味しさの調和を乱すばかりか、全てを破壊し尽くす、言うなれば、キングボンビー的な存在感と、恐ろしさの
あの素材
…。
声も出ないぐらいの大打撃!!
俺は…。
現実とは、俺の存在とは、人生とは、世界とは、愛とは、欲望とは、男とは、女とは…。それらの質問を1度にされてしまった時のような限りない大混乱の中に、俺は引きずり込まれんばかりの勢いだった…(T_T)
そう、最後に入れた
あの素材
とは…




茗荷(みょうが)だ~~あっ!!
そして、俺は学びました。
向上心は身を滅ぼす事もある…(汗)
良い子のみなさんは、くれぐれも真似なんかしないようにしてくらさ~い(するかぼけ!)