皆さんお久しぶりです。今回は仕事をしていて久しぶりに良かったと思えることがありました。

 

ある日の深夜、巡回業務の最中に二人組の外国人が必死に何かを探していました。私は気になったので声をかけると片言の日本語でスマートフォンをこのビル内で無くしたと言ってきました。私は何時・どの辺りで無くしたのか聞きながら一緒に探してあげることにしました。探し始めて約30分後、トイレの個室に放置されているスマートフォンを見つけたのでそれを見せると、外国人は笑顔で「ありがとう」と言ってくれました。今の会社に転職して以来、感謝されるどころかトラブル対応ばかりで心が荒んでいた私にとって、その言葉は非常にありがたいものでした。

 

この国では「お客様は神様」であり「従業員は召使い」である。というアホらしい謎ルールがまかり通っています。特にサービス業ではそれが顕著であり、従業員を奴隷扱いする自称客が跋扈しているのが現状です。

しかし、従業員はあくまで労働者であり人間なのです。従業員なんだから当たり前だろうではなく、やってくれてありがとうという感謝を忘れないでください。客と従業員はあくまで対等な関係なのです。