皆さんお久しぶりです。色々ありまして更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。
ところで今日はクリスマスイブですね・・・まあ私には縁遠い行事ですが・・・(血涙)
突然ですが、私は現在とある繁華街のビルで警備員をやっています。皆さんは警備員と聞いて思い浮かべるのはどういったものでしょう?殆どがビルの入口で立っている、工事現場で何か棒を振っているといった漠然としたイメージでしょう。その認識で合っています。やってる事は全然違いますが、皆警備員です。
そもそも警備員という職には種類があって名称は一緒でも業務は全く異なり、具体的には4種類に分けることができます。
☆1号警備・・・施設警備(ビルの入口に立ってるアレ)、機械警備(某○LSOKや某○コムがCMで宣伝してるヤツ)
☆2号警備・・・交通誘導(工事現場で棒振ってるヤツ)、雑踏警備(イベントとかで客を誘導してるアレ)
☆3号警備・・・貴重品輸送警備(現金輸送)
☆4号警備・・・身辺警護(SP)
といった感じで分類されてるんです。同じ警備でもやってることは皆違うんですよ。
じゃあクリスマスと警備員っていったい何が関係あるんだという話ですよね。大いに関係あります。今日はそのことについて述べたい思います。
クリスマスイブになると街は大いに賑わいますよね。それに大きなイベントもたくさん開催されます。
ですが、大きなイベントには必ず警備員を配置しなければなりません。そういう決まりになってるからです。そして現在日本では警備員の数が足りてません。給料が安いからです。そういう現状の中、同じ日同じ時間帯複数の場所で警備員が必要となるのがクリスマスイブなのです。彼らにとってクリスマスイブなんてものは忌むべきものでしかないでしょう。私も昔そうでした。
現在私は転職して別の会社で警備員をしているのでそういう事からは解放されました。
しかし、ある意味もっと酷いことに巻き込まることが多々あります。繁華街というのは非常に治安が悪いもので、常識的には信じられないようなトラブルが多く起こります。
そんな世紀末な状態が最も酷くなるのがクリスマスイブなのです。具体的にはテレビのニュース特集とかでよくやるトラブルが何回も起こります。警察や消防、救急車を一日で複数回呼んだこともありました。それらトラブルを真っ先に対処するのが私達警備員なのです。
それが仕事だろうと言われればそれまでなのですが、トラブルの原因の殆どが普通の人から見ればくだらない事ばかりなのです。女を巡る修羅場やゴミの取り合い、嘔吐物の掛け合いなど、ちょっと考えればありえないようなトラブルが頻発するのが繁華街のクリスマスイブなのです。そしてその後始末は私達警備員がやっているのです。
クリスマスイブでみんな心躍るのは仕方ありませんが、もう少し自重しましょう。私達はみんな同じ人間です。皆が楽しめるのはその裏で頑張っている人達がいるからです。そのことをちゃんと考えていれば考えれば進んでトラブルを起こそうだなんて思わなくなるはずです。
みんなで楽しく平和にクリスマスイブを楽しみましょう。