演劇  5月23日、サウス・バンクにあるナショナル・シアターのLyttelton Theatre で、キャリル・チャーチルの新作「Light Shining in Buckinghamshire」を観ました。演劇



脚本;Caryl Churchill
演出;Lyndsey Turner
美術;Es Devlin

ひらめき電球  清教徒のオリヴァー・クロウムウェルが1643年にチャールス1世を排除し、コモンウェルスを成立させる過程の話。


オリヴァー・クロウムウェル

目  この時代は余り戯曲化や映画化されていないので、興味深かったです。舞台一杯の貴族達の晩餐のテイブルからテイブル・クロスが剥ぎ取られ、テイブルの板を反乱軍が剥がすと舞台が地面になる装置と演出は秀逸。クラッカー


反乱軍の会合の場面、実際の議事録を元に書かれました。



ドンッ  今までは悪人と評されて来たオリヴァー・クロウムウェルだが、実はチャールス1世の暴政に喘ぐ民衆と共に立ち上がり特権階級を壊し、1658年に病死するまではアイルランドをイギリスの傘下に収めるなど、再評価されているようです。メラメラ

ひらめき電球  芝居自体は歴史を学ぶ面では良く出来ていたけれど、戯曲としての深さがイマイチの感がありました。

6月も毎日の公演ではないので、興味のある方は公演日程を確認して下さい。

Light Shining in Buckinghamshire
Box Office 020 7452 3000
National Theatre, South Bank, London, SE1 9PX.


(写真はナショナル・シアターやWikipediaから)


キラキラ*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆キラキラ

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