10月25日の金曜日にマンハッタンのあるロフトでEPBB制作の'Dani Girl'を観た。

EPBBはシェイクスピアの「冬物語」の有名な台詞「exit, pursued by a bear 熊に追われて退場」から名付けた劇団の名前。
私がオレゴン•シェイクスピア•フェスティヴァルで出会ったとても才能豊かな演出家Ed Iskanderが主催している。

この作品が#8。毎回どこかのロフトを借りて100人弱の限られた観客のみに公開する。観客は飲みもにやデザートを持ち寄り出演者やスタッフが食事を用意してくれて公演の休憩中か終演後に皆で夕食を一緒にする。とても親密な空間で観客の間を縫う様に話が展開されていく。

'Dani Girl'は白血病に侵されたダニーという女の子とその母親、同じ病気の男の子マーティーとダニーの守護天使や失踪した父親や癌の細胞が織り成す新しいミュージカル。

Director: Ed Sylvanus Iskander
Co-Director: Isaac Klein
Books & Lyrics: Christopher Diamond
Music: Michael Kooman

DANI: Steffanie Leigh
RAPH: Erik Liberman
MOTHER: Amy Jo Jackson
MARTY: Matt Shingledecker

いつもながらのエドの胸のすくような演出のもと出演者全員が皆素晴らしく、特にダニーの守護天使や失踪した父親や癌の細胞等一人でいくつものキャラクターを演じるエリック•リーバーマンが見事。
ウィットにとんだクリストファー•ダイアモンドの作詞が心地よい。

一般に公開せずに業界内の口伝てで事前にメールで申し込んだ観客のみが集い、密度の濃いひと時を出演者と観客が共有する。

公演の後は出演者が夕食をサーヴしてくれて、その後は出演者や友人がおまけにキャバレーをする。
食事の準備をし、二時間弱の皆出ずっぱりの公演の後に、軽いけれど何曲も歌う出演者のスタミナに感服した一夜だった。

$Ako の ’ニューヨークつれづれ’

食事をサーヴする出演者達。

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