又、未記載の観劇記です。
４月１２日にパート１、４月１３日にパート２、４月１４日にパート５、４月２７日にパート３、４月２８日にパート４と五日間かけてティナ•パッカーの 'Women of Will' （シェイクスピアの女性達）を観た。
ティナは英国生まれで女優として舞台に立つ。米国に移ってから、マサチューセッツ州レノックスでシェイクスピア＆カムパニーを設立、前芸術監督。優れた演出家／指導者として米国演劇界で高い評価を得て来た。
エリック•タッカーの演出で一昨年からベテラン俳優ナイジェル•ゴアと組んで'Women of Will' （シェイクスピアの女性達）を全米で公演、ニューヨークでは今年の２月からスタートして６月初旬迄ヴィレッジにある'The Gym at Judson Memorial Church' での公演である。 
公演は五回にわたってシェイクスピアの殆どの作品の女性像を網羅したものと、そのダイジェスト版を一回にまとめたものの二種類で、共演のナイジェルとの絶妙なコンビで性別に関係なく様々な役柄を解説やジョークを交え乍ら演じてくれた。
７０歳を越えているティナがジュリエットからクレオパトラまでを、明確なインテンションと台詞術で演じ分けた。男女入れ替わって、ティナがコリオレイナスやタイタス、ナイジェルがヴォラムニアやタモラを演じる場面が面白い。又、今迄のガートルードやロザリンドの定型と違う解釈を観られて、何度も目からウロコの勉強をした。 ラッキー 読んで戴いて有り難うございました！
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