ツインソウル。
双子の魂。
魂の片割れ…。
私には、そんな事は他人事だとずっと思っていた。
一部の人が今生で大恋愛をする対象とくらいしか思わなかった。

前回、母親と私の関係を記したが その関係について私の気持ちが
もう、いいやってなってから
ある人の事が急に気になりだした。

その人(Aさんとする)とは、既に7年くらい前から面識はあった。
Aさんは男性。
趣味関係でその方にお会いする事になったのだが初対面の印象は最悪プンプン
私だって一生懸命やってるのに
やらない方がいいんじゃない?くらいの事言われた。
その業界では恐い人で通っていて
私も話をする時は、Aさんの地雷を踏まぬよう言葉を全て事前に考えた。
嫌な思いするの嫌だもん‼️
常に緊張。
出来れば話したくない…くらいな。

今思えば、彼が大事にしているモノを私が理解していなかったと思われていたに違いない。

昨年、ある趣味に関して今更ながらAさんのblogを初めて見てみた。
今頃ニコな感じだったけど
これがタイミングだったのかもしれない。
そのblogの中にはAさんの情熱、そして彼が使命だと感じている大きな社会貢献についてや、活動をするなかで傷ついた事など…。
普段の彼からは想像のつかない事ばかりが書いてあった。
これだけ読んだら、情熱的で優しくて頑張ってる人。

どれが本当の彼なのか?
すごく興味を持った。
多忙ながら講演にも飛び回ってる。
その彼の講演を聴講する機会があり初めて申し込んでみた。

彼の講演を聴講して更にわからなくなる。
今まで見た事のない表情。
話し方。
気遣い。

この人、どれが本当なの?

少なくとも私の知り合いでAさんの態度を良く言う人はいない。
講演だから、よそ行きの顔を作るのか?
いろいろ考えてしまった。
もちろん、この時点では ただの興味。

でも講演自体は素晴らしいもので
すごくためになった。

行って良かったな〜って思っていた帰り道に母親から電話があった。

母親は数年前から体調不良を訴えて自らいろいろな病院を受診しては異常なしと言われていた。
初めは私も心配したが
そのうち、不定愁訴じゃね?
気にし過ぎ。
ネガティヴだから、そこばっかり気にするんだよって思うようになった。

同居はしていなかったので、もともと電話嫌いだった私はますます母親と連絡するのをやめていた。
母親の着信の文字をみると
表現出来ないくらいの落ち込むような不快な気持ちになり出ない事もあった。

この頃の母親はすっかり自己中となり電話も一方的に話し3時間たっても話し続ける。もう、切るよと言っても
まだ、今日の事話し終わってないから!
とこちらの事は御構い無しで話し出し
もう、ここまでくれば恐怖でした。

講演の帰り道、いい講演だったな〜
なんて思ってたところに母親からの着信。
この日は忘れもしない日曜日の夕方。
出るか、出るまいか…

意を決して出てみた。

「今日はあんた日曜日だから休みなんでしょ?どこ出歩いてるのよ。お母さん入院する事になった」から始まり
毎度のような
自分の体調の悪さや繰り返し聞かされる兄弟の悪口、自分の夫への不満などなど…
何で外で聞かされなきゃならない?
最寄りの駅に着くまで仕方なく話を聞いた。

駅に着き、もう駅だから切るよ。
こっちも仕事の関係で外に出てるの。
お見舞いにはいくから。
こう言って思い切って電話を切った。

私の気分は最悪になっていた。

長くなって疲れてきたので次回へ続く。

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