世界中でいまだ脅威と恐怖を撒き散らしている新型コロナ渦、日本も4月7日から始まった非常事態宣言は継続中。。


 そんな中で世間からバッシングされ続けている業界のツートップがパチンコとエンターテイメント(以下エンタメ)

  なぜ、ここまでエンタメ業界が叩かれるのか?の検証とこの先にあるアフターコロナでのエンタメ業界を予想するという神をも恐れぬ珍しく真面目な話を敬称略(._.)



事の発端は

 コロナの正確な危険性が認知され始めたころ、運悪くタイムリーに関西のライブハウス(以下ハコ)2件で集団感性が発覚したこと


 音楽ファンなら居酒屋や喫茶店に行くのと同じ感覚でハコに足を向けるが、一般的には馴染みのある場所ではなかった

 が、やや過熱気味かつささやかな悪意を交えたメディアの報道によりスケープゴートにされた感は否めない


 確かにキャパ150人とうたってるハコなら100人前後で酸素が薄いって感じるし、ロビー以外禁煙のハコなら排煙しないぶん空調が弱いハコが多いのは確か。。出演する演者のジャンルによっては怒鳴り合いツバを飛ばすのも当たり前だから3密の対角線にある場所なのは確かだが。。



口火を切ったのは

 コロナの危険性が指摘され始めコンサートなど大規模イベントの自粛が叫ばれるようになった中で2月末と3月アタマにLiveを決行した東京事変に対してのバッシング

 

 決行した背景にはバンドおよび椎名林檎の経済的な問題ももちろんだろうし、その時期に公開されるはずだった某有名アニメ映画の主題歌担当って事情やらまだ開催or延期が決まってなかった東京オリンピックとの兼ね合い(椎名林檎はオリンピック演出チームのメンバーでもある)で「コロナなんて余裕〜オリンピックは大丈夫」なパフォーマンスを演じたかった思惑も垣間見えた


 この騒動で致命的だったのは普通の人々からだけのバッシングではなく、椎名林檎より実績も知名度も格上のアーティスト達からも批判の声が上がってしまった点

 そして、2回のLiveを決行したにもかかわらずその後に決まっていたLiveを決行しなかった事

 強く、カッコイイ女性アーティストのアイコンでもあったイメージが凋落してしまった出来事



決定打

 TVドラマや映画の脚本を数多く手がけ知名度も国民的な宮藤官九郎が在籍するバンド、グループ魂が3月中頃にMV撮影を兼ね某ハコにて客入れしてLiveを決行、そして宮藤自身がコロナ発症という笑えない出来事が

 結果、ますますハコは社会的にコロナ製造所とかクラスター空間って悪しきイメージに支配され現在に至る

 なお、この撮影に使われたハコはこの件と出口の見えない営業自粛により閉鎖されてしまった



さらに。。

 世間一般から見れば過去に実績を持ち大物と呼ばれる方々や現在進行形で人気の音楽アーティストや演劇界の著名人が「自粛させるなら補償しろ、文化を殺す気か?」と声を上げるたびに世間からの怒りの炎に燃料投下している状況

 坂本龍一、野田洋次郎(RADWIMPS)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、井口理(King Gnu)、野田秀樹、鴻上尚史、平田オリザ。。その他大勢のタレントや芸能人の方々


 ま、知名度がありメディアで目にする事も多い人たちも、事務所所属なら月給制or完全歩合制orその折衷

 と様々だし、なおさら個人事務所やフリーランスだとしたら世間が思ってるほど収入があるとは限らない場合も多いのもまた事実

 だが、そういった有名人が声を上げるほど世間からエンタメへのヘイトが増えるだけだし、結果的に上記した井口のようにTwitterのアカウント捨てて逃げるような事態になりかねない

 

 オレ的にはアーティストより具体的な行動せず言葉だけで「自粛が苦しいから補償してクレクレ」と宣うハコ経営者が一番タチ悪だと思う

 本当に苦しいなら多くのシングルマザー(ファーザー)みたいにダブル、トリプルで仕事掛け持ちして睡眠時間は多くて5時間な努力をしたうえで「苦しい」と言って欲しい、たとえ焼け石に水でも

 ロンドン五輪のメダリストが活動費用捻出のためUber Eatsでバイト中。。それが本当に苦しい人間の姿であり前向きに生きてる姿だと思う

 

それよりも、イベント自粛が現在も続く中でアーティスト以上にシンドイのが舞台設営やライティングや音響などの裏方仕事

 イベントがあってこその業種であり、アーティストのように有料の動画配信やクラウドファウンディング(以下CF)という避難場所も無し。。この業種はもっと声を大にして補償を積極的に求めてもバチは当たらないはず


 補償を求めるエンタメ界隈の中には「欧米諸国だとエンタメに手厚い補償している国が多い」と言う人がいるが、補償しているのは文化的に国を代表するポジションにある部分なのが大半でポップスターや役者に対して無差別に補償はしていない

 

 日本にその理屈を置き換えるなら、補償するのは歌舞伎や能や狂言など「伝統文化」に対してのみ補償している状況

 演劇や芝居には普通並みの知識しかないけど、アメリカのブロードウェイ、イタリアのオペラ、イギリスのシェイクスピアに当てはまるようなモノが日本には歌舞伎以外にあるのだろうか?

 

 文化を殺すのは政治でも社会でもなく、エンタメ業界自らなのかもね


後編に続く

(。-_-。)