一昨日の夜、高田馬場にある音楽室DXで永井敏己氏がリーダーのTOSHIMI SESSIONを観てきた


参加メンバー

永井敏己(b) Wiki 


長谷川浩二(ds) Wiki


SUNAO(g) Wiki 


のトリオ編成


 永井&長谷川、両氏とも幾多のバンドや他アーティストへのレコーディング及びツアー参加を誇る歴戦の強者であり、インストでの強悪なプレイだけでなく歌伴でのシンガーを光らせつつ己も光るプレイが出来る、まさに「代えのきかない」プレイヤー


 そして、そんな2人とは世代もキャリアも違い、2人の演奏を聴いて10〜20代を過ごしたSUNAOの魔王2人に抗うプレイこそがオレ的なこのトリオの見どころ



セットリスト



 全曲インストで構成されたシンガーお断り的なプログラムは、永井&SUNAO両氏のオリジナル曲を軸に華美かつ過剰とも言えるアレンジを施したカヴァー曲にて構成


 ノッケから、曲中の短いソロ回しから本編に戻るアタマを教えない(確信犯?(笑)長谷川氏のトラップが火を噴くバチバチな展開


 合間のMCも永井氏がまわし、シニカルでジョーク溢れる全く暑苦しくナイ話題ばかり(当然ながらイジられ役は若造ギタリスト)

 特に、全く売る気がナイように聞こえるメンバー各自の物販セールストークは。。(永井氏の別バンドでのチェキのくだりは最高だった)


 

 なおSUNAOの機材は、フラット トップのメインとも言えるCrewsのウルトラQと「ARCADIA」でのみブルージーなトーンを求めて使用されたグリーンのJames Tyler Classic(たぶんアルダー、ファットでゴージャスな低音の響きが特徴的)とFractalの組み合わせ


 

時間を感じさせない、しかし時計の針は進んで行く

 原曲では、ループの打ち込みとシンセベースのリズムなJoe Satrianiの「Devil's Slide」はあらゆる意味で長谷川氏いわく「人力」の凄さをまざまざと感じさせるアレンジに仕上がってて、オレ的にはこのトリオの代表曲だと思ってる


 同じくJoe Satrianiの「Satch Boogie」では珍事発生。。詳しくは観た人間だけが共有するメモリーとしておくが、30年以上の付き合いでありカレと同じステージに立ってた人間からしても初体験を目撃(弦切れや機材トラブルなど生易しいモンではない、とだけ言っておく)


 時が進むにつれ、楽器をやってる人間からすれば楽しくもあり感心させられつつ羨ましくなるプレイの中で飲む酒(ハーパーのソーダ4杯と〆の生ビール)は極めて美味いが、ステージ観るのに集中するため酔いが回らないのが難点(笑


 また、SUNAOマニアに教えてもらったアボガドのナチョス(トルティーヤとは違うって!)も必食な一品と言える味


 アンコールでの超難解かつ超テクニカルな永井氏の代表作「Dance Of The Harlequin」で2時間を越えるステージは終わりを迎えた

 

 今回の魔王2人との戦いを終えたSUNAOの顔は、全てを絞り出した疲労感と昨年12月よりも満足感が漂う良いツラ構えしてたように見えたよ



追記してみる。。

 今回、演奏されたSUNAO作は2曲

 

「Gigantic Flame」は制御不能な感情を表したような生々しく昂ぶった表現力と珍しくスウィープ ピッキングを取り入れたHardなナンバー


 「OSANPO」は一転してG-Bm-Cの優しく柔らかさを感じさせるコード進行を用いた、カレの原点とも言えるFusionテイストな仕上がり


 両曲が収録されたCDが近々リリース予定とのことなので、現状よりもう一段ステップアップしたいアマチュア ギタリストには特に聴いてもらいたい


 地獄の〜的なメカニカルでピロピロなプレイも否定はしないし、極められれば素晴らしいと思う

 でも、両手のタッチやトーン コントロール、そして感情表現がギターの基本であり弾き手の個性を決める最重要ファクターだとオレは思う(いまだ上記は自分じゃ満足出来るレベルじゃないし)


 その最重要なファクターに関しては世辞ヌキで国内トップランカーだと思うSUNAOのプレイ、前記したCDなりabingdon boys schoolなりを聴いてみてオレの文章が戯言かどうかを判断してもらえたら嬉しい


(。-_-。)