桜は もう満開
儚げな薄ピンク色の花に 人は心を踊らせる
来週にはヒラヒラと散り始めてしまいそう
でも 私は まだ冬
先が見えない
妹が婚家を出た時
置いていかれた2人の子供は
お母さん 行かないで と泣いた
その傷ついた心を思うと 母は胸が締め付けられると言う
あの子達の心の傷は一生消えないと…
あんたは私の子供じゃない!と私に言った
その人が そう言う
お前は駄目な奴 と言った 父が 妹を不憫だと言う
だから妹の生活を援助してやると
両親の会社を軌道に乗せる為
私は家政婦のように家事をさせられた
妹の面倒を見た
いつまでも 私は認められないまま
親の失言や 理不尽な行動を なかったかのように
自分達が八つ当たりして 子供の私を散々 傷つけたことなど なかったことのように
私はいったい いつ どうやって報われるのか
桜の花びらのように 耐えて来て 溜まっている不満が散ってくれれば良いのに
全て忘れられたら良いのに
桜の花びらのように散ってしまえれば良いのに

