週末は大混雑な上に、
イベント続き。
政治的思想団体から、
明確な政治活動団体、
慈善活動参加呼びかけなど、
とにかく色々ある、
浅草雷門・観光案内所前。
とくに道路占有許可を取得されると、
私のような非力なゲリラには抗う術はなく、
否応なく、週末・浅草スルーを
余儀なくされました。
どうする？ 休む？
とある日曜日、政治的思想団体から
追い出された私は、
半ばヤケクソになって、
その足で、渋谷・スクランブル交差点へ
出掛けました。
ハチ公前は、
もはや収拾困難な完全カオス。
私は駅から交差点を渡った対岸に、
見られること目当てで、
２時間立ってみました。
しかし、ここを通過する人はともかく、
集う人もまた変人揃い。
初めてタンクトップにビキニパンツ姿で、
真夏の炎天下、スクランブル交差点から、
ネット生中継をしているビルダーさんに、
外人相手の押し売り似顔絵描きを、
国内で初めて目撃しました。
初老の男性でしたが、
正直、見ていて痛々しくなりました。
でも、気持ちは良く理解できます。
彼は、絵を描いて暮らしたいのです、
生計を立てたいのです。
それ以外の仕事は、したくないのです。
だから真夏の炎天下、老体に鞭打って、
絵を描いている、
やろうとしていることは、
ほぼ同じだけに、正直、胸が痛みました。
さて、どうしよう。
ここに立っていれば、
多くの目に晒され、
ある種の宣伝にはなります。
よし、やろう。
決意しました。
但し、次は日本人目当て。
純粋に漢字で勝負してやる。
平日は、浅草で観光客相手。
週末は、渋谷で日本人相手。
基本方針が固まった瞬間でした。
＜続く＞ バッタもん