最近、アーティスト活動に
精を出している、乃木坂OGの
生田絵梨花さんについて記します。
私の、“日本面白い人ランク第一位” であり、
世紀の大変人にし、究極の困ったちゃんです。
乃木坂OG達は現状、
テレビドラマやCM、映画などで、
活躍しても、
歌い手として、
音楽番組に出演するのは、
極めてレア。
そんなレアケースを堂々と実現し、
アルバムを発売、ソロライブを
実行できるのは、
誰あろう、生田絵梨花さん、ただ一人。
この後に続くであろう、歌える後輩、
久保史緒里さんや中西アルノさんが、
後に続けるかどうか、
ファンとしては要注目となります。
さて、そんな音楽番組へ出演した、
生田絵梨花さんが、
楽曲を披露したのですが、
その様子を眺めながら、
私は違和感を覚えました。
しっくり、こないのです。
彼女にしては珍しく、披露したのは、
典型的な “地べたの唄”。
衣装も当然、崩しています。
人間社会を勝者と敗者に分けるなら、
圧倒的多数派は、敗者。
富裕層と中間から下へ分けても、
圧倒的多数派なのは、当然下となります。
このため、商業音楽の市場では、
圧倒的多数派をターゲットとした方が、
“美味しい” わけで、
こういう楽曲を私は、“地べたの唄” と、
勝手に呼んでおり、
かつてユーミンが作った言葉、
“四畳半フォーク” と
似た意味を持っています。
これを得意とするアーティストは
昔から多く、
現在も活躍中であり、
これからも輩出されるはずです。
けれど、生田絵梨花さんは、
似合わない、しっくりこないのです。
むしろ前記の二人、久保史緒里さんや
中西アルノさんの方が似合いますし、
観ていてしっくりくるはずです。
では、なぜ彼女は似合わないのか?
答えは、明確です。
上品、本物の品を宿しているうえ、
育ちが良く、幼少期から人の何倍もの努力を、
当たり前のこととして消化してきた人だから。
その人が、怠惰で無恥、
卑しい圧倒的多数派を演じても、
上手く表現できるはずがないのです。
世の中には、“やはり野を行け” と、
上流社会から放逐されるケースは、
枚挙に暇がありませんが、
そう、生田絵梨花さんは、
完全な逆となる、レアケース。
やはり、ドレスが似合うのです。
いや、ドレスしか似合わないのです。
aikoがドレス姿でステージへ上がれば、
浜省がタキシードで現れたら、
ファンはどう反応しますか?
ええ、ドン引きするでしょう、
間違いなく。
彼女には、地べたの唄は似合いません。
やはり帝国劇場、ミュージカルの世界で、
光を放てる、良い意味での、
“エリート” なのです。
ソロアーティストは、無理だ。
生田絵梨花さんはやはり、
ミュージカル女優なのだと、
音楽番組を眺めながら、
しみじみと思いました。
バッタもん