先週の話です。
私は大学入試用漢字問題集を
あらかた買い集めてしまい、
仕方なく、
過去に勉強した問題集に
書き込んでしまった答えを
修正液で消している、
という旨の記事を書きました。
けれど、そんな悠長なことを
やっている暇がないほど、
問題集に飢えていた私は、
いつも通っている大型書店とは、
別チェーン店へ出向き、
未着手問題集を探してみると、
なんとか見つけることができたのです。
そして手にした途端、
ある記憶が蘇ったのです。
そもそも私の考えでは、
漢字勉強は基本第一。
そこである時から、
高校入試用漢字問題集を購入し、
覚え漏れがないかを確認していたのです。
ところが、これもまたやりつくしてしまい、
買う問題集が枯渇。
仕方なく手にしたのが、
大学入試用漢字問題集、だったのです。
そう、こちらはただの偶然。
リアルドキュメント
蜘蛛の糸シリーズにおいて、
私の現状を生々しく記しました。
夏のある日、
テレビインタビューを受け、
堂々と予備校講師の林修先生を、
漢字の書き取り勝負なら倒せると
断言したものの、
その時の市場反応は、完全ゼロ。
ところが、です。
私はこの時はまだ、
大学入試用漢字問題集に
手を出していなかったのです。
そう、大言壮語も甚だしく、
実際、手にした大学入試用漢字問題集を
開いてみると、
10に1は書けない始末。
大学入試用問題なので、
意図的に非日常漢字を持ち出し、
わざと難しく仕向けており、
勉強のための勉強をしないと、
絶対できない仕組みだったのです。
あの時、先生と戦えば確実に負けていました。
その後、大学入試用漢字問題集から、
書けない単語を抜粋して練習台帳を製作し、
現在、かなりのレベルへ到達できました。
私にチャンスが来ない理由、それは、
準備が出来ていなかったから、なのです。
あと半年で確実に仕上げられる、
大学入試用漢字問題。
難読漢字に固有名詞、
四字熟語と揃えば、
準備が整います。
人生の第4クォーターで蹴る、
起死回生のオンサイドキックなど所詮、
準備が整って初めて、
楕円のボールがイレギュラーバウンドし、
味方がキャッチできる可能性が生じるのです。
バッタもん